CHAPTER2 TERE Disc (2018)
最近SNSなどで見かけることが増えてきた、ニュージーランド発の新進気鋭のおしゃれなメーカー『CHAPTER2』そんな気になるブランドが、近くで試乗会を開くということでお邪魔してきました。
CHAPTER2のバイクラインナップは2種類だけ。
新型エアロロードのREREと、このTERE。そしてそれぞれにリム・ディスクブレーキ版を展開しています。今回試乗させてもらったのはTEREのディスクブレーキモデル。
フレーム
ニュージランドはマオリ族の民族紋様をあしらったデザイン。思いっきり所有欲満たしてくれるやつ。
ロゴのフォントはシンプル
ホリゾンタルに見えるけど、実はわずかにスローピングなトップチューブ。 黒い部分もよく見れば紋様が。
コンポーネント
CHAPTER2はフレーム単体販売が基本で、この自転車はスタッフがアッセンブルした私物。
カンパニョーロの油圧ディスクブレーキという、なかなかお目にかかれないパーツを弄くり倒せたからそのへんを。
カンパニョーロのロード用油圧ブレーキの最高級グレード、H11。
【4台目】で紹介したDEFYでシマノのデュラエースの機械式油圧STI、ST-R9120(レビュー済)を使っている私としてはとても気になっていたパーツでした。
で、実際に乗ってみてどうだったかというと…
「やっぱシマノってすごいわ」
いやあ…カンパ、個人的には大外れでした。まずブレーキに関して
フラットマウントでローターは140mm
制動力は確実にシマノが上。カンパは、良く言えばコントローラブル…かと思いきや、制動力の立ち上がりどうにも馴染めない。
パッドとローターの相性かもしれないけど、レバーにかける握力と制動力があまり比例していないような感覚で、あるところから突然グッと効いたりして少し怖かった。
で、問題は変速。私自身、カンパのコンポでちゃんと実走するのは初めてなので、H11に限ったことじゃないのかもしれないけど、
なんじゃこのグニャグニャレバーは…
というのが率直な感想。
シフトダウン(ワイヤーを引く動作)がとにかく重い。この前に試乗した自転車がeTapだったのもあるけど、最初押しても押しても変速しないから中でワイヤーが切れてるのかと思ったほど。ディレイラーはスーパーレコードだし、ケーブルの取り回しも特に問題なかった。
頑張ってぐにゃあとレバーを押し切ればなんとか変速したけど、これを毎回触るのはかなりのストレスになりそう。
ホイールは imeZiってとこの167エアロクリンチャーカーボン
初めて聞くブランド。 たしかハブはDT swissだったと思う。ロゴの雰囲気も車体とあってていい。
乗車インプレ
正直言ってこれといった特徴を感じなかった。自分のDEFYと比べると、前後スルーアクスルだったりホイールベース短かったりでクイックなのり味かと思いきや、タイヤが太いせいかそれほどでもなく、ハンドリングは良くも悪くも癖がない。
あまりビビッと来るものがなかったというのが正直な印象。
その意味では、【10台目】REREの方がキャラが立ってて好みだったかも。
コンポの印象が悪くてそれに引きずられてる感も否めないな…
おしまい
コメント