cannondale / キャノンデール SYNAPSE CARBON 105 (2017)
キャノンデールのラインナップの中で快適性を高めたエンデュランスロードに分類されるSYNAPSEシリーズ。オーナーさんはクロスバイクからの乗り換えで、ロードバイクとしてははじめての一台だそうです。
「キャノンデール」の名前の由来を調べているとめちゃくちゃ詳しいブログがあったのでキャノラーは是非。(キャノラーって言葉も初めて知った。)
フレーム / フォーク : SAVEマイクロサスペンション
エンデュランスロードと言えば、代表的なところではGIANT “DEFY” のD-FuseやTREK “Domane” のIsoSpeedなど、快適性の確保に様々な工夫を凝らしているけど、キャノンデールが掲げるのは SAVEマイクロサスペンション というテクノロジー。
Synapse Active Vibration Elimination
サスペンションという名前からはIsoSpeedのような複雑な機構をイメージするけど、実際はフレーム形状によるものなので、構造的にはD-Fuseに近い。
まずフォーク
シルエットが特徴的真ん中が細めで逆ベンドっぽいシルエットですが
前から見ると実は真ん中が厚くてエンド部ほど細かった
シートチューブはエアロロードなんかでよく見る形状だけど、クリアランスは広め
そしてここ、穴空いてまっせ。
剛性アップを狙った大きなBBに細いシートチューブを合わせる際に末広がりになるところを中抜きして軽量化を狙った機構。その名もパワーピラミッド。
http://www.huckleberrybicycles.com/3797/2014-synapse-power-pyramid
この記事オチまでおもろいw
SAVE機構はステーにも。横からは細く見えるけど実は部分的に平板状になってて、縦方向のバネ感と横剛性を出す狙い。
各種ケーブルは内装。
ペダル : TIME Xpresso7
Xpresso シリーズはグレードが多くあるけど、これは今年発売された新型。流線型がかっこいい。
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TIMEのペダルって独特のフロート機構から膝に優しいってことで人気あるみたい。
ちなみに私はMTBだろうがロードだろうが頑としてSPD派です。XTR最高。
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ホイール : MAVIC KSYRIUM ELITE UST
みんな大好きキシエリUST
このブログでも以前登場しましたが、本当によく見かけます。キシリウムはホイールの構造的に優れているから、廉価帯のELITEでも良さを実感しやすいってこともあると思います。
ちなみにこの方も例に漏れずチューブレス信徒でした。私も今の4000sIIが在庫切れたら使ってみようかな…
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バーテープ : Lizard Skins / リザードスキンズ DSP 2.5 イエロー
名前が秀逸、トカゲの革
シルバー/ブラックな車体色にキシリウムとサドル、そしてこのバーテープの黄色がまとまって映えてます。
今気づいたけどドリンクのイエローもこだわりだろうか… 聞けばよかった。
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サイクルコンピュータ : GARMIN EDGE 130
これも今年発売のEdgeシリーズの新顔
かなり明るい日差しだったんですが画面めっちゃ見やすいです。MIP(メモリインピクセル)液晶というらしいですが、これは気になる。反射が全くないのでどの角度からでもくっきりです。
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あとがき…というか雑談
完全に脱線した雑談ですが上のEdge130、今は亡きセイコーの電子辞書と似たような見やすさです。
セイコーの電子辞書SRシリーズは収録辞書数の豊富さ・画面の見やすさ・使い勝手、全てにおいて完璧な辞書でした。にもかかわらず、販売戦略で上回るCASIOに駆逐され、今や中古市場に出回るのみでどれも元値の倍近くに高騰。仕事柄これからも電子辞書を使い続けるので、SR-9000番台を2台ストックとして買い溜めしています。
スマホ全盛の今、電子辞書というジャンルの発展性はほぼ皆無。もうあのセイコーSRシリーズを超える電子辞書は未来永劫現れないかもしれません。こういう小さなロストテクノロジーって、色んな所で起こってるんだろうな…
良いものがいつまでもあるとは限らないのだから、欲しいものは欲しいときに買う。大事なことだと思います。
おしまい
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