CHAPTER2 RERE (2018)
【9台目】TEREに引き続き、CHAPTER2の試乗会にて。
REREは今年からラインナップに加わったエアロロード。TEREと同じくリム/ディスクブレーキ両モデルがあり、こちらはリムブレーキタイプ。
フレームのデザインコンセプトはTEREと共通でマオリ族の紋様をあしらった粋な柄
CHAPTER2、リビングに置いて盆栽バイクとして眺めるには最高の一台かもしれない。
TEREもREREも、とにかく美しい。
エアロロードらしくシートチューブをえぐったような特徴的なフレーム形状
試乗会に来てた人からお聞きしたんだけど、この形状、実はドロヨケの役割も果たすらしくてなるほどなあと。確かにタイヤとフレームのクリアランスが狭くて接近面も大きいから跳ね上がりが少なそう。いいこと聞いた。
これは別カラーモデルだけど、特徴的な涙滴型のトップチューブ
ダウンチューブも丸いBB付近から徐々に縦長に。カムテールというのか、翼断面的というのか、とにかくエアロ効果いいのでしょう。
でもそれより気になったのは、これなんでダボ穴3つも付いてるんだろう?
戻ってこちらもダボ穴3つ。
もしかしての類推だけど、ボトルケージひとつだけの場合は下側2つでとめて、ふたつ使う場合は付かないから上側を使うとかそういうのかな。じゃあはじめから上側だけじゃだめなのかと言われると…やっぱわからん。
あとこのボトルケージ “Tacx Tao“
上品なシルバーがクール
コンポーネント
ハンドルバー、エアロエアロしている。
これはMANAという、CHAPTER2謹製のステム一体型エアロハンドルバー。これだけで60k近くする代物。
微妙なポジション調整はできないけど、そもそもエアロロードか活躍する舞台では多少のポジションズレより空力を優先したほうが結果として早いのかも。
クランクには SRAMのFORCE
SRAMのロード用コンポの序列は上から
RED→FORCE→RIVALの順なので、これは真ん中。
ブレーキもFORCEかな?
効きはカーボンリムってこともあって制動の立ち上がりが弱いけど、リムブレーキとしては不安なほどではなかった。
前後のディレイラーはeTap
eTapに関してはここでの紹介はお預けさせてもらいます。
なぜなら、つまり、そういうことです。IYH!
乗車インプレ
【9台目】TEREのほうではイマイチ特徴がつかみにくかったけど、REREの方は一踏み目から違いがわかりました。
ペダルへの入力に対しての反応が、はっきりわかるくらい早い。
私が普段載ってる【4台目】DEFYは踏んだ力を一瞬溜めてから推進力に変わる感覚があるけど、このREREは踏み出した直後からぐぐっと前に進む。
簡単に言えば反応がいい。
ホイールベースが短いのでハンドリングはもっとシビアかと思ったけど、そんなことはなくヘアピンカーブでもすんなり走り抜けれたので、いい意味で普通のロードバイクみたい。
見た目から想像するほど尖った印象はなくて、エアロロードのイメージがちょっと変わりました。
今回の試乗会、TEREもREREも存分に堪能できて本当にいい体験になりました。
こういうイベントはあまり経験が無かったけど、いいもんですね。また行きたい。
おしまい。
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