CANNONDALE / キャノンデール SIX13 (2008)
コストコでお仕事されてるおっちゃんの1台。
今年の5月に中古で購入されて、もう8000kmは乗ったとか。すごい。
SIX13 / ☓アルカーボン ◯カーボンアル
SIX13 → 6・13
元素番号 6 : C=Carbon
元素番号13 : Al=Aluminum
SIX13 = 6・13 =Carbon ・ Aluminum
(余談ですが、Aluminumはアメリカ表記で、Aluminiumが世界標準。発音も違うので注意。ここはキャノンデールなのでアメリカ表記で。最近はアメリカでも後者を使うことが増えてるらしい)
最近はあまり見かけなくなりましたが、フルカーボンフレームがまだトップモデルだけだった頃にはアルカーボン(アルミ+カーボン)のフレームが各社から出ていました。
しかしそれらの多くは前三角をアルミで作って、シートステイとチェーンステイにカーボンを用いるのが基本。(中にはアルミフレームをカーボンで覆ったこんな自転車もあるにはある→https://www.cyclowired.jp/news/node/11775 )
でも、この自転車は違います。13SIX ではなく、SIX13。
つまり、前が6=カーボン 後ろが13=アルミ
アルミとカーボンのハイブリッドにあたって、他社がリアの振動吸収を狙って後三角にカーボンを採用したのに対し、キャノンデールはあえて逆にしています。
アワーグラス(砂時計)シートステイ。
お得意のアルミ成形技術で曲げられたリア三角はカーボンに匹敵する快適性だそうで。「リアがすでにカーボン並なら、前もカーボンで実質フルカーボンってわけよ HAHAHA! 」ってことなんだろうか。
実際乗り心地はすごくいいとのこと。今年の5月に中古で購入してもう8,000kmは走った(!?)らしい。すげえ。
この時代のキャノンデールはしっかりHANDMADE IN USA。今は台湾。一回倒産しちゃったからね、仕方ないね…
EASTON EA50 AERO
EASTONの入門ホイール。フレームのいかつい見た目とバランス取れてる。
ハブの差し色もGOOD
下ハンのベル
こんなところにベルが。
下ハン握ったときに人差し指で鳴らせる絶妙な位置とノブの長さ。
どこのメーカーのか聞くの忘れた。
XPEDO TRVS 5
たまに見かけるその名の通りX型ペダル。
売り上げランキング: 329,218
Shimano DURA-ACE BR-7800
ここだけしっかりデュラ。ポイントは外さない。
GIANT NEOS
私も愛用しているジャイアントのサイクルコンピューター、NEOS。
スマホとの連携とか余計な機能は付いていない、それでいてケイデンスは測れるANT+対応サイコンって実はあんまりないんですよ。その点これはスピード・ケイデンス・心拍計にも対応していて、画面も見やすくデザインもシンプル。お気に入りです。
ハイブリッドフレームのこれから
この記事を書くに当たってざっと各社見てみましたが、現行のアルカーボンフレームはほとんど残っていませんでした。
2018年までピナレロがNEORというのを出してたみたいですね。他にもあったような気がするので、一部に根強いファンがいるのかもしれません。
— とりかわ (@lolikawa)
ということで、数少ない生き残りだったピナレロのNEOR(http://www.riogrande.co.jp/pinarello_opera/pinarello2018/neor.php)というモデルも 2019年からは廃盤になってしまったそう。
アルミからカーボンへの過渡期に生まれたアルカーボンやこのSIX13も、これからは見かけることも少なくなってくるのかもしれません。
おしまい
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