FUJI JARI 1.3 (2019)
前回の購入動機編に引き続いて今回は気になるJARIの細部を見ていきます。パーツ交換一切なしの状態なので、これからどう変わっていくかの記録も兼ねて。フレーム
A6SL super-butted 6066 aluminum
FUJIお得意のチタン配合アルミ。フレーム重量はフォーク込みで2kgジャスト。ちなみに最近ラインナップされたJARIカーボンシリーズはフレームのみで1kg以下らしいので、実質フレーム重量差は5〜600gぐらい?
大きめの前三角
大きめの前三角は積載性抜群。他のグラベルバイクと比べてもシートチューブのCC長(芯-芯)が長いのが嬉しい。ここが長いとボトル差したままでも担ぎやすいんですよね。その上肩当てまで付いてるもんだからこれはもう乗ってる場合じゃない。
JARIがおれに担げと囁きかけてくる pic.twitter.com/Q3K4H8Bmvv
— やくも (@wartori621)
2020年3月21日
このパッドの効果はぶっちゃけ気休め程度です。せめてゲル系なら良かったけど普通に硬い^^
シートステイ
JARIのアイデンティティともいうべき曲がりくねったシートステイ。振動吸収性はもっと細いタイヤ履かせてみないとわからないけど、トルクかけたときのいい意味でのしなりみたいなのは確かに感じます。得意なのは確実に登り。平地よりもちょっと登り勾配ついたほうが楽に感じるくらい自分のイメージ以上にグイグイ進む。
チェーンステイには専用のラバー
その他細部
メーカーロゴはダウンチューブ上辺。ワイヤーは内装式。メンテが手間だから外装のほうが好きだけど、最近はクロモリ以外で外装式がそもそも少ない。
よくみればそこにJARI。
トップチューブバッグ用のダボ穴もあり。せっかくなのでボルトオンタイプを使ってみたくて色々物色中。やっぱAPIDURAかなあ
ブリッジにドロヨケ取り付け用の穴。すでに一ついいやつを注文済みです。
フォーク : FC440 フルカーボン
オフセットは48mm。ハンドル切ったときにつま先とタイヤがギリギリ当たる事あるからもう少し長めが理想。
サイドのダボ穴は真ん中に2つと、実はハブ付近にも1つ
そして正面にも1つ。フォークもワイヤー内装。タイヤクリアランスは45cまで対応で今ついてるのは38c
バイクパッキングアッセンブル
荷物積んだらこんな感じ。これだけの装備でも重心が安定していてめっちゃ走りやすい。詳細はいずれ別に記事書いてみる。
キャメルバックのボトルが無駄に保冷でデカいからコンパクトなの欲しいなー
ホイール周り
ホイール : WTB i23 / タイヤ : Panaracer GRAVELKING SK TLC 38c
前後で2.4kgの激重ホイールに定番グラベルキングのチューブレス対応モデル。ホイールは速攻でHUNTに変えたけど、タイヤはそのまま継続使用中。
グラベルキングは過去に32c使ってて流石にグリップ足りないな−と思ってたけど、38cあれば下りで責めない限りは問題ない感じ。荷物詰んだオンロードではMaxxisのランブラーよりは気持ち重めな気がするけど多分ホイールのせい。今はめっちゃ軽いけど、間違いなくホイールのおかげ。
パナレーサー(Panaracer) チューブレスコンパーチブル タイヤ [700×38C] グラベルキング SK F738-GKSK-B ブラック ( クロスバイク シクロクロスバイク ツーリング車 / グラベル ツーリング ロングライド用 )
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コックピット
OVAL Concept 325 25° flare, 4° sweep
25度の末広がり。下ハン使い慣れてなくてあまり恩恵感じれてないので次グラベル行ったら積極的に使ってみたい。
リーチが81mmと遠めでその代わりステムが90mm。トップ長の同じエクターでは68mmリーチに110mmのステムなので距離そのものはほぼ同じだけど、今の所ハンドル位置ををかなり高めにしています。今後徐々に下げていってベストなポジション探すつもり。ワイヤー早くカットしないとダサい…
シフトブレーキレバー : SRAM APEX x1
エクターのeTapに続いてのSRAM。初めてのダブルタップレバー。
正直同じ機械式ならシマノのほうが使いやすいけど、シフトダウンでぐいーっと押し込むあの感触は独特の面白さがあって好き。グラベルの急な登り返しで変速がもたつくのはご愛嬌。シマノならキレてる場面でも、スラムなら何故かこう、許せる。
ドライブトレイン : フロントシングル (40T x 11-42T)
これも初めてのフロントシングル。ギア比は3.63~0.95で使用域は十分にカバーできてる。
未だにマディフォックスやRaleighを前3枚で運用してるトリプル信者なので、「どうせ気に入らんやろ…」と思ってたけど、けど、うん、ごめんもうちょっとだけ乗らせて。まだ感想を整理できてない。信仰心を試されてる気がする。ちょっと待って。ちょっとまって…
クランク : FSA OMEGA 40T
完成車によくついてるやつ。ものはダブルと同じものだけどスペーサーでチェーンライン調整してる。歯はナローワイド。
今こそ火山灰グラベルの闇を語ろう pic.twitter.com/Snq4BCoHH7
— やくも (@wartori621)
2020年3月22日
気がつけばBBのシールっぽいものが浮いてきてて笑う。
リアディレイラー : SRAM APEX 1
変速性能はお世辞にも良いとは言えないけど、ツーリング程度なら必要十分。チェーン外れたことはないけど変速時にはスラムさんサイドへの忖度が必要。
PG-1130 11-42T
どでかいカセット。11-13-15-17-19-22-25-28-32-36-42の組み合わせ。測ってみたら530gでした。
ブラックのボディは走行300kmで白髪交じりに
メカニカルディスクブレーキ
キャリパー : TEKTRO MD-C550
最初は全っ然効かなくて、装備が重いのもあるかもだけど下ハンからフルブレーキでやっと停車する感じだった。体感的な制動力はエクターで使ってるリムブレーキデュラの半分以下。それがホイール変えた際に一緒にディスクローターも交換したらブラケットからでもタイヤロックできるくらい大幅に改善されたので、諸悪の根源はたぶんこいつ↓
重量
チューブレス化済み・ペダル無しの完成車状態で9.86kg。たぶんチューブ込みなら交渉の10kgちょい超えるくらいになるかな。ホイール変えたら一気に1kg近く軽量化されるので、現状はペダル込みでも9.5kgほどになっています。オンロード使用に特化すれば8kg台も普通に行けそう。
ロード特化のJARIと言えば、ブルベ会で有名な某殿下もこれと全く同じJARIに乗られているみたいです↓ロルフプリマかっけえ。
あとがき
JARIの初期状態の記録はこんなところで。
これからどうするか。ブレーキはローター変えたら満足行く制動力までできたので、あとは長さ整えてニッセンケーブルでも突っ込めば別に油圧じゃなくても大丈夫そう。
一番のポイントはやっぱりフロントシングルでいくかダブルにするかってところになるかな。オンロードでロングってなるとどうしても細かいギアが欲しいので、基本的にはダブルで行くつもりだったんだけど、少なくとも重装備でのんびり走る分には思ったより悪くなかったんよなあ あと雨の通勤で使うこと考えたらシングルだと掃除が格段に楽っていうのもデカい。
もうしばらく乗り込んで迷ってみることにします。
今は、はやく、グラベルに、行きたい!!!
おしまいMY BIKES
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