Vittoriaのロードタイヤ、コルサ ネクスト。
Cog’sのカーボンホイールと同時に導入したチューブレスモデルが後にパンクして、ものは試しにと片方だけクリンチャーモデルを買い足したりしながら3〜4000kmくらい?使った気がする。
この度新しいロードタイヤを導入することにしたので、記録としてレビューしておく。
サイズは24cから2mm刻みで34cまで細かくラインナップされていて、自分はTCR用に30cをチョイス。
公称値は以下の通り。
そう、クリンチャーがめちゃ軽い。
自分が選んだ30cで見てもTLRが310gなのに対してCLは圧巻の220g。
流石にかるすぎやろと思ったけど、手元で実測してみたところ…
同じ30cでTLRが318gに対してCLが224g。
僅かに上ブレしてるけどそれでも異様に軽く、その差約90g。
実際にはシーラントとチューブがそれぞれ上乗せされるが、R’Airのような軽量チューブで80g、TPUなら35g程度なので、シーラント抜きにしても重量だけならクリンチャーモデルが明らかに軽い。
左がTLR、右がCL
内側のケーシングの模様が大きく異なる。触ってみると、当然ながらCL版の方がかなりペラくて、特にサイドはペラペラ。よくこれでサイドカットしなかったな…。
CL版もパンク修理で出先で直したりしたが特に苦労もしていない。至って普通。
内幅19mmのホイールに組みつけた状態の実測幅は下二桁までビタビタの30.00mmジャスト。てことは最近のワイドリムならもうちょっと太くなるか。
ちなみにチューブレス化した際のエア保持力は、新品のときから前後で多少差があって、前輪はバッチリだったけど後輪は3日で0.5気圧くらい落ちてた。
32cのグラベルキングと比べれば漕ぎ出しや加速はかなり軽くなった気がするけど、あれはホイールもアルミのPR1400だったからなぁ…
普通の舗装路を走る分には下りを攻めても急斜度でもがいても意図せずズッたりグリップが抜けたりしたことはない。これまでロードでずっと使ってきたGP4000sとかと比べても全く遜色ない走りだった。
さすがに雪の花脊はどうにもならんかったけどな。
多少のグラベルには隙あらば飛び込んでいく、いつも通り忖度なしの運用をしたけど、別段めちゃくちゃ弱いという印象もない。
4000km近く走ってパンクしたのは鴨川沿いのコンクリート道と、通勤途中の計2回。まあこれくらいなら許容範囲か。
TPUチューブでサクッと復帰。
パンクして以降は前輪チューブレス、後輪TPUで使っていたけど、(ほんとは逆がいい気がするけど入れ替えるのめんどかった)特にTPUにしたから乗り心地が悪くなったような感覚もなかった。
CLのほうがタイヤがかなり薄いうえに空気圧も変えてなかったので、あまり差が生まれなかったのかも。
で、次のタイヤはどうするかというと…
つづく
Cog’sのカーボンホイールと同時に導入したチューブレスモデルが後にパンクして、ものは試しにと片方だけクリンチャーモデルを買い足したりしながら3〜4000kmくらい?使った気がする。
この度新しいロードタイヤを導入することにしたので、記録としてレビューしておく。
スペック
コルサシリーズといえば、ロードレーサーやらシクロクロッサーたちがチューブラーで愛用してるイメージがあったけど、それももしかして一昔前の話か。コットンがアイデンティティだったところから新たにナイロンを採用したのが”N”extの理由だとかなんとか。サイズは24cから2mm刻みで34cまで細かくラインナップされていて、自分はTCR用に30cをチョイス。
TLRとCLの重量差
このタイヤの面白いところはチューブレスとクリンチャーモデルの重量差にかなり開きがあるところ。公称値は以下の通り。
そう、クリンチャーがめちゃ軽い。
自分が選んだ30cで見てもTLRが310gなのに対してCLは圧巻の220g。
流石にかるすぎやろと思ったけど、手元で実測してみたところ…
同じ30cでTLRが318gに対してCLが224g。
僅かに上ブレしてるけどそれでも異様に軽く、その差約90g。
実際にはシーラントとチューブがそれぞれ上乗せされるが、R’Airのような軽量チューブで80g、TPUなら35g程度なので、シーラント抜きにしても重量だけならクリンチャーモデルが明らかに軽い。
外観
傍目にはわかりにくいけど、裏返すとその違いが一目瞭然。左がTLR、右がCL
内側のケーシングの模様が大きく異なる。触ってみると、当然ながらCL版の方がかなりペラくて、特にサイドはペラペラ。よくこれでサイドカットしなかったな…。
組み付け
TLR版の購入時はホイールに組みつけた状態で発送してもらったので、後日ローテーションした際の感想になるけど、フロアポンプで一発、とはいかないまでもブースターポンプを使えばそれほど苦労することなく上がった。ので、写真はない。CL版もパンク修理で出先で直したりしたが特に苦労もしていない。至って普通。
タイヤ幅
内幅19mmのホイールに組みつけた状態の実測幅は下二桁までビタビタの30.00mmジャスト。てことは最近のワイドリムならもうちょっと太くなるか。
ちなみにチューブレス化した際のエア保持力は、新品のときから前後で多少差があって、前輪はバッチリだったけど後輪は3日で0.5気圧くらい落ちてた。
乗車インプレ
700x30c、体重68kgで空気圧は3.8〜4.0bar程度で運用している。というか、そういえばチューブレスのときもクリンチャーでTPU入れた後もずっとこの気圧で走ってるわ。なんも考えてなかった。走行性能
速さの面では正直TCRとCOGSのカーボンホイールとの切り分けができないのでよくわからん。めっちゃ速い。32cのグラベルキングと比べれば漕ぎ出しや加速はかなり軽くなった気がするけど、あれはホイールもアルミのPR1400だったからなぁ…
普通の舗装路を走る分には下りを攻めても急斜度でもがいても意図せずズッたりグリップが抜けたりしたことはない。これまでロードでずっと使ってきたGP4000sとかと比べても全く遜色ない走りだった。
さすがに雪の花脊はどうにもならんかったけどな。
耐パンク性
多少のグラベルには隙あらば飛び込んでいく、いつも通り忖度なしの運用をしたけど、別段めちゃくちゃ弱いという印象もない。
4000km近く走ってパンクしたのは鴨川沿いのコンクリート道と、通勤途中の計2回。まあこれくらいなら許容範囲か。
TPUチューブでサクッと復帰。
快適性
30cのエアボリュームはロードライドには必要十二分な快適性を確保できていて、200km程度のライドくらいは振動や突き上げに苦しんだことはない。パンクして以降は前輪チューブレス、後輪TPUで使っていたけど、(ほんとは逆がいい気がするけど入れ替えるのめんどかった)特にTPUにしたから乗り心地が悪くなったような感覚もなかった。
CLのほうがタイヤがかなり薄いうえに空気圧も変えてなかったので、あまり差が生まれなかったのかも。
あとがき
TCRとカーボンホイールに引っ張られてしまって走行性能は判然としないところがあるけど、運用面では特に大きな不満もなく使えた優等生タイヤという印象。特にクリンチャー版は30cとしては最軽量クラスなので、TPUと合わせてヒルクライムとかにもええんちゃうかな。で、次のタイヤはどうするかというと…
つづく
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