【レビュー】DIXNA バンディー2 グラベルロードにおける極浅ドロップハンドルのススメ

レビュー
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みんな大好き東京サンエスのDIXNAブランドがおくるフレアハンドル、バンディー2

クセの強いハンドルだけど、自分のように
「ロングライドの途中でもグラベルを攻めたい!!」
って人にピッタリ来る逸品だと思うのでまとめておきます。

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購入動機



JARIにはもともとOVAL 325という、これはこれで特徴的ないいハンドルがついてきました。



ドロップ133mmに25°のフレア。JARIのために開発されたとだけあって見た目にもバランス良かったのですが、どうにも自分の乗り方ではポジションが合わない。



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自分はブラケットポジションの状態でそれなりに落差がある方が好みなんだけど、ドロップ133mmのOVAL 325ではブラケットを基準に合わせると下ハンが遠すぎてグラベルの下りが腰砕けになり、かと言って下ハンを丁度いいところにもってくるとブラケット位置が高すぎてオンロードや登りのダンシングが窮屈になってしまう。



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納車直後の富士伊豆ツーリングでは上ハンはしんどいけど下ハンのポジションがちょうどいい感じだったので、下ハンはそのままにブラケット位置を下げたい。つまり、
ドロップの浅いハンドルバーがほしい!!







欲求の言語化を済ませた後はただ聖典*に救いの道を求めるのみ。悩める子羊に導きを。一条の光ここぞあれかし。てなわけでたどり着いたのがこのDIXNA バンディー2でした。


*東京サンエスカタログ


外観



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スペック

・フレア:20°
・ドロップ:100mm
・リーチ:60mm
・サイズ : LL (445/530mm)





100mmという極浅ドロップは見た目から明らかに違う。



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STIレバーの末端より下ハンの方が高い不思議な光景。これが最高に丁度いい







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サイズはLL(445/530mm)。



ひとつ下のL(415/500mm)と最後まで悩んだけどOVAL325の下ハン幅が530mmでちょうどよかったので幅広のこちらを選んでみました。






使用感



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ブラケットポジションではロードに近いポジションで登りで振れるだけの落差を確保できている一方、グラベルではしっかり抑えを効かせて攻めた下りができて、狙い通りのいいとこ取り。





またドロップが小さいとブラケットから下ハンへの移行が素早くできるという利点もあります。
アップダウンの多い林道ではハンドルを持ち替えることが多いので、その分ブレーキやシフトに割ける余裕が生まれ結果的にハイスピードな攻めたライドを楽しめてる。





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キャンプ装備のツーリングでは重めのフロントバッグをつけてロンググラベルを下ったり、フロント積載のまま登りでもがいたりしたけど剛性面も必要十分。流石に下ハンの先は撓るけど。



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そして地味に使い勝手いいのがこの長い下ハン。



浅いドロップのままかなり手前に来るので、ある程度前傾姿勢を維持したまま腕を休めることができたり、幅が広いから膝が当たることもないので長距離ライド中のサドル上でのストレッチなんかに丁度よかったりと、重宝する場面が多いです。







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また前作バンディーからの変わった点として中央のぶっとい31.8mmゾーンが長くなりました。GoProやらeTrexやらをつけ放題。
オルトリーブのフロントバッグアダプタは外すの面倒なだけ()







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エクタープロトンで愛用しているワンバイエスのグランモンローSLに続き、JARIでもまたポジション面の問題を一手に引き受けて解決してくれました。



困ったときのサンエス頼み。
いいハンドルです。







おしまい

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