後輩の誘いで初めてのフルサスMTBでダウンヒルを堪能した記録

山城のとあるトレイルへ

集合は山城のとある峠に朝8:30。 IMG 0962 茶畑が青空に映える吹きっさらしの朝零度。 今回声をかけてくれたのは自転車図鑑にも2度登場した大学の後輩、TKD。



なんと今回は本格的なトレイル用のMTBを持ってない自分のために、別の後輩の愛車を貸し出してくれることに。

「最強のエンデューロバイクあるんで楽しみにしといて下さい」
と言われて出てきたのは… IMG 0964

Santacruz Megatower

なんかやべぇのが来た…ゴクリ

これは以前紹介したメロウなパナモリのオーナーで愛すべき後輩ナルナルの一台。


こんな高級品を貸してくれて感謝しかない。
本当にありがとう!!



MTBはあまり詳しくないけれど、これがタダもんじゃないことくらいはわかる。

どれどれ、カーボンフレームに前後160mmのサスにドロッパーシートポストに… IMG 0971 …だめだやっぱ全く想像がつかない。

というのも、私が所有しているMTBはあろうことか前にも後ろにもサスペンションのないフルリジッド、日本最古のMTBたる アラヤ マディフォックスDSC00691 ここ数年はグラベルクロス化したリジッドタイプを主に乗っていましたが、実はもう一台、 DSC03015 フロントサスに換装したハードテイルタイプも持ってます。
でも最後にこいつでトレイルに行ったのはかれこれ4年も前の話…orz
つまりここ数年、サスペンションの付いた自転車にはろくに乗っていません。

はたしてこんな体たらくで無事走り切ることができるのか…



実走開始

何はともあれ走り出さなきゃ始まらない。
見るからに手練れな面子に混じって屁っ放り腰でトレイルイン。

GH010285 MP4 と HERO8 Black 1

序盤は比較的なだらかな登山道。
当然、根っこもあれば岩もあるシングルトラック
GH010289 MP4 と HERO8 Black 1
マディフォックスで走るなら当然その全てをケアして、乗り上げないように、斜めに踏んで滑らないように、慎重に走るべきところ。
でも、何も考えずに突っ込んでいる自分がいる。

基本的に「路面状況」という言葉で表現される程度の凹凸は、Megatowerの前ではおよそ何の障害にもならない。
というか、気にする必要すらない。ただ、走り抜けるだけ。   そしておまたせ激坂ゾーン。 GH010289 MP4 当然これは、めっちゃくちゃ怖い。
直感が「無理」と言ってるし、動画を見てもずーっと

「無理!!!!」 「怖い怖い怖い!!!」

って叫びまくってる。 GH010285 MP4 と MTB フルサス ダウンヒル体験記 にもかかわらず、なぜか走れてる。    間違っても自分に基礎的なテクニックが備わっている、なんてことはない。
ピン付きフラペの食いつきが想像以上で足置くポジションすら定まらず、抜重も前後の重心移動すらできてない有様だ。

唯一武器があるとすれば第三帝国の砂利下りで揉まれて染み付いた「変にビビった方が危ない」という経験だけ。

もうぶっ飛んだら仕方ねえわ!くらいの気持ちで前を走るライダーを追うことに集中する。

すると、自分のイメージでは確実に頭から一回転してはるか前方にひっくり返ってるはずの斜面でも、どういうわけか下れてしまう。
なんだこれは…??

なんだこれは…?????

前後160mmのサスペンションが、どれだけ荒れた路面でも最後まで車体を路面に、身体を車体に留め置いてくれる。
感覚としてはもはやサスが効いてるというより「ちょっと浮いてる」に近い圧倒的な路面追従性能。

EwB 7r VgAETpVU まじでずっとこんな↑顔して乗ってた。  


GH010289 MP4 と MTB フルサス ダウンヒル体験記 とはいえ本当に急なところは怖すぎて押す。

GH010289 MP4 と MTB フルサス ダウンヒル体験記綺麗だわ、空」(押し歩いたにもかかわらず青天でコケた図)

そんななか余裕でスイスイ下っていかれる皆さんに感服するばかり。
 

途中トレイルに落ちてる枝や倒木を退けたりしながら一本目は終了。

麓の幹線道まで降りてくると… IMG 0970 Picked Up!!!

この日は豪華8人でのライドだったので、同時に6人が出走して残り2人は回収運転というローテーション。

トレイルの出口に待ち構えた車に積み込み再びスタートの山頂へ。

なにかとてもずるいことをしているみたいで一抹の居心地悪さを感じていたが、そんなことは2本目の出発と同時に吹き飛んでしまった。 GH010287 MP4 と HERO8 Black 1GH010287 MP4 と MTB フルサス ダウンヒル体験記   この日は午前中だけの参加ということで、昼までに3本ぶっ通しで走らせてもらった。

  その3本目の尾根筋で調子に乗って飛ばしていると、案の定轍を踏み外し顔面着地の大転倒をかますというオチまでつけて走り納め。 IMG 0967    TKDがフルフェイスのヘルメットを貸してくれていたおかげで大事な顎は守られた。
ヘルメット、大事。

あとがき

いやあ、本当にいい体験をさせてもらった。 満足満足。
ほな…

 完全に外堀を埋められてしまった。

これはまずい。これはまずいよ…

おしまい