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NINER RLT9 (2015-16)

OBランから2台目はきゅい@kyuiqくんのRLT9!!

同期2人がスズメバチに刺される中唯一無事だった彼を最後に待ち受けていた洗礼とは…?? 

フレーム&ジオメトリ

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RLT9は2014年当時NINERが発表した初のドロップハンドルのバイク。
初期のレビューなんかを読んでもシクロクロス車との違いがフィーチャーされていて、当時は『グラベルロード』というジャンルが確立するかしないかの時期であったことが伺えます。
Compare Niner RLT 9 AL 2017 53cm VS Fuji Jari 2017 M 54cm VS Niner RLT 9 53cm VS
 
愛車のFUJI JARIとの比較。
BB下がりは75mmとかなり低い。チェーンステイ長は同じだけど、ヘッドが寝てる分ホイールベースが長めです。
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初期ディスクロードの証たる前後クイックリリース仕様。
 

ボトムブラケット : SUGINO PF30-IDS24 STEEL CONVERTER

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フレーム側の規格はPF30。キャノンデール等でおなじみのBB30のプレスフィット版で主にスラムが提唱しているそう。
そのままではシマノクランクが使えないので、スギノから販売されているBBコンバーターをかませて変換してます。
何度でも言うけど、自転車業界のお偉いさんに「規格」って言葉の意味を教えろ…
 

メインコンポ : SHIMANO ULTEGRA 6800 

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変速系は68アルテ。ハンドルバーはフレアではなく普通のドロップです。

チェーンリング : WOLFTOOTH POWERTRAC ELLIPTICAL 38t

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楕円チェーンリングのフロントシングル構成。カセットは34tくらい。グラベルでの楕円リングの効果ってどんなもんなんだろうか。

ブレーキ : TRP SPYRE

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ポストマウントの台座に付くのは今でも定番の対抗ピストンメカキャリパー。ニッセンケーブルで引きも軽そう。

ステム&シートポスト : THOMSON X4 & Elite

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間違いないやつ。襟巻きの差し色がフレームに合ってておしゃれ。

タイヤ : Continental CycloXKing 35mm 

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グラベルタイヤとしては細身な部類だけど、ノブは高くてグリップは良さそう
 

ハンガー折れ事件の顛末記

同期二人がスズメバチに刺されるなか唯一難を逃れた彼でしたが、ライド最終盤遂に死神に追いつかれてしまいます。

 

ということでここからがお待ちかね(?)のトラブルタイム!!

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ことの始まりはこのホイール。林道を下っている最中に、振れが気になり見てみるとスポークテンションが全体的にゆっるゆるになっていました。

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多少の振れ程度はディスクブレーキなら大丈夫。応急処置だけ施してそのままライドを続行します。
ロードバイクならいざ知らず、もともと荒れた林道で多少ホイールが触れるくらいなんてこたぁ無い大丈夫。

その後もドギツくガレた尾根筋を下り終え、あとは御所までもう少し。先輩の先導でローカル民しか知らない住宅街に突如現れる小さなグラベルを繋いで進みます。

その時

ガッッッッッガガガ
   「ッあぁああああ゛あ!!??」 

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あらー…

おそらく原因は急な上りでローギアに入れた際に、テンションが緩んで膨れたスポークがプーリーを巻き込み、そのままエンドごと捩じ切ってしまったよう。

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フレーム側にも痛々しい傷が…買い替えのチャンスやな!!

 

一旦ストップして集まるパーティ。

あちゃ~・・・と口では言いますが、実はみんなそれほど慌ててもいません。

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「よっしゃシングルや!」

「ミッシングリンクなかなか抜けないす」

「チェーンカッターある?」

「切れ切れ」

「アンプルピン無い?今のやつ抜かんと残しとこか」

「長さどのへんがいいですかね」

「てきとーてきとー」

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夕暮れ時で暗くなっていく森の中、みんなのライトに照らされながら手際よくチェーンを繋ぎ直す。

結局20分そこらで処置を終えてサクッとリスタート。この程度は京都のグラベルグラインダーなら必須のスキルなのです。

 

ちなみにかつて5日で2つの変速機を屠った有識者()曰く

だそうです

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行きはギアード帰りはシングル。余計なものは捨ててきた。
楕円リングで大丈夫かと思ったけれど、調子よく走れていたのでよかったよかった!

 

そういえば

…あれ?
RLT9…?メカトラブル…折れて…シングル縛りで…    うっ頭が…

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とかく京都の林道は自転車と財布に厳しすぎやしないか。

 

あとがき

思い返せば現役時代、どこともしれない山の中でチェーンが切れたりリムが裂けたりキャリアが折れて刺さったり…
知識も装備もなかった当時は、はるか遠くの人里まで押して担いで進むしかなくて。

日が暮れ真っ暗になる峠道を重い自転車押しながら冗談飛ばして歩いたあの楽しさこそ、仲間と行くサイクリングの醍醐味でした。

あんなサイクリング、またしたいなあ…

 

おしまい