NINER / ナイナー RLT9
当図鑑早くも三度目の登場となるモリビト@moribito666氏から 今回はグラベルバイクをご紹介。ちなみにこれまでの彼の愛車はこちら↓ どれも必見です。
![IMG_3014.jpg IMG 3014](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/e8cabef6.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
Ninerはコロラド州発祥のオフロード/アドベンチャーバイクに特化したメーカー。国内では基本的にフレーム単体での販売となっています。特にこのRLT9はグラベルロード/ディスクロード/シクロクロスと様々な場面で活躍できるフレームだけに、オーナーの用途やこだわりに合わせた個性がはっきりと出るタイプの自転車。他にも数人RLT9乗りを知っていますが、そのどれもが魅力的。とても懐の深い自転車だと思います。
![DSC09954.jpg DSC09954](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/75ab5874.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
第三帝国の
![DSC09963.jpg DSC09963](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/e0966383.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
NINERのカーボンフォークは単体売りもされていて手持ちのバイクのアップグレードにもおすすめ。テーパード、スルーアクスル、サイドケージ用のダボ穴と要所がきっちり抑えられてる
ブレーキ : SHIMANO BR-CX77 / STI: SHIMANO ULTEGRA ST-R8000
![IMG_3023.jpg IMG 3023](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/ab19c867.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
どんちゃんのWarbirdに引き続き、ブレーキは機械式をチョイス。今回は訳あってグラベルを全力で下る彼の姿を見ることはできなかったのが残念。
売り上げランキング: 113,245
![DSC09973.jpg DSC09973](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/f756164c.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
!?
はい、ということでこの日のライド一番の犠牲者、ST-R8000さんです。
モリ氏のSTIを殺したブラックアイスバーン、ブラインドカーブの先に突如現れる完全な初見殺しで前を行く三人が全員転倒。
その3本の人柱に掴まりながら無傷で歩ききったのがこの私です。皆さんの尊い犠牲は決して忘れません。本当にありがとうございました🤪 https://t.co/U5w4MvqOJA
— やくも@『自転車図鑑』更新中 (@wartori621)
March 9, 2019
あれはもう避けようがなかった。唐突に現れる不可避の死。
でもこれで誰も諦めないのが第三帝国民。要はブレーキがちゃんと効けば問題ない。
次回登場のNASUBiさんが取り出したのはリユース可能な結束バンド『インシュロック』!
巧妙につなぎ合わせ、位置を調整すればこの通り。 もちろん走り出す前に確認もしっかり。タイヤロックするまできっちりかかって安全上も問題なし!
折れたSTIをインシュロックで止めて走り出すモリビト。誰も引き返そうとは言わない第三帝国() pic.twitter.com/do46cKI6Ye
— どんちゃん(山の人) (@don_chan_bot)
2019年3月9日
ソロなら泣いてる悲劇でも、イカれたメンバー4人も集えば自ずと道は拓かれる。サイクリストの地力ってこういう場面でこそ光るものですよね。
それはそうとどんちゃんの杉枝RDといい、第三帝国民てグラベル行くたび何かしら致命的な損害を被ってるのは気のせい?
RLT9の破損歴
右シフトレバー軽症
RDハンガー
リム1st
リム2nd
右シフトレバー重症
— モリビト (@moribito666)
2019年3月17日
気のせいじゃなかった()
ちなみにこの折れたSTI、さすがにもう交換かと思ったのですが…
修理がはじまっている。 pic.twitter.com/XggQs7EfQG
— モリビト (@moribito666)
2019年3月14日
やったぜ。 pic.twitter.com/lWCV3FtQpw
— モリビト (@moribito666)
2019年3月14日
ということで、スモールパーツを使ってまさかの復活!!あの状態からなおるのか…
バラして組み直したらネジは生まれるものだ。
— モリビト (@moribito666)
2019年3月14日
フロントシングル – WOLFTOOTH DROP STOP 38T / ULTEGRA RX / 11-42T
![DSC09952.jpg DSC09952](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/63da88f9.jpg?resize=799%2C483&ssl=1)
駆動系はフロントシングル。リアメカにはアルテグラRXと抜かり無い組み合わせ。
Fシングルセット(チェーンリング、ロードリンク、RDRX800)
38Tと11-42Tの組み合わせで、よく行くフィールドではチェーン落ち頻発だったのでRDRXを後から導入。一番の利点はフロントの掃除がしやすいこと。 pic.twitter.com/cTqcOprIcJ
— モリビト (@moribito666)
2018年12月7日
ちなみにこの日は先述の不幸な事故によりリアの変速が操作不能となり、以後ずっと38-42Tの超乙女ギア縛りを余儀なくされていました。
めちゃくちゃハイケイデンスで回したせいで脚痛めてる。
— モリビト (@moribito666)
2019年3月12日
そらそうよ。
ハンドルバー : DIXNA / ディズナ クロス バンディーハンドル
![DSC09959.jpg DSC09959](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/e5612b54.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
トップ385mmに対してエンド部が470mmと大きく末広がりの形状はオフロードでの安定感を重視した設計。車体の雰囲気も少しやわらかくなって、山用自転車の風格が出ますね。
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アクションカメラ : GoPro HERO 5 SESSION
![DSC09960.jpg DSC09960](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/d4d86e7c.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
徳島は楽しかった……楽しかったぞォー! pic.twitter.com/kGamZ77Ulg
— モリビト (@moribito666)
2019年3月24日
グラベルいきたいグラベルいきたいグラベルいきたい🤯🤯 pic.twitter.com/PvMxmXJrRs
— モリビト (@moribito666)
2018年9月19日
ホイール : NO TUBES ARCH / タイヤ : WTB NANO 40C
![DSC09962.jpg DSC09962](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/f0ce8f31.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
フラグ建てないで…
— どんちゃん(山の人) (@don_chan_bot)
2019年3月5日
見事に回収された伏線。後日の徳島遠征でやっとこさ真価を発揮したそうです。
思ったとおりNANOくんはグラベル全振りタイヤでした。
— モリビト (@moribito666)
2019年3月21日
フレーム&トップチューブバッグ : APIDURA
![DSC09953.jpg DSC09953](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/66c7b36b.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
この日走った4人ともフレームバッグ使ってて、そのうち私を含めた3人がアピデュラ。トップチューブバッグはモリビトさんだけでした。コラムの高さと合ってて収まりが良い。
![DSC09976.jpg DSC09976](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/b25929f0.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
そして中にはトムソンバッグ!! もうなんか当たり前過ぎて紹介省いたけど、この画像からも分かる通りステムもシートポストもトムソンです。
あとがき
![DSC00065.jpg DSC00065](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2019/03/3c8089df.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
STIが折れるというまさかの悲劇を乗り越えた先に待っていたのは地獄の雪中行軍。字面で見れば踏んだり蹴ったりだけど、不思議なことにめちゃくちゃ楽しい一日でした。仲間と走るサイクリングって、実はトラブルこそ最高の思い出になるものなんですよね。STIも無事復活したしめでたしめでたし。
次はどこ行こうか、またご一緒させてください!
おしまい