ミノウラ SC-100 スライドケージ 

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一見普通のボトルケージに見えるけど、よく見ると土台の取り付け穴が多い。

通常のボトルケージは取り付け位置が決まっているけど、これは上下30mmずつオフセット(スライド)させて取り付けることができるというスグレモノです。

 

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例えばこれは昨年夏に北海道ツーリングに行った際の装備。

前三角のショバ争いが繰り広げられるツーリング時には、ボトル(ケージ)の取り付け位置一つで積める装備量が大きく変わってくる。

ダウンチューブ上のボトルは1Lの特大サイズだから仕方ないにしても、シートチューブのボトルはフレームバッグと干渉してしまっているし、ダウンチューブ下のツールケースは前タイヤギリギリで荒れ地ではたまに擦るという無理やり具合でした。

 

単純にケージの穴の位置を下げればいいだけのものなのに、どういうわけかこれ以前で手に入ったのはWOLF TOOTHとKING CAGEがコラボした『モースケージ』くらい。

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これはこれで高級感あって気に入っていたけど、なにせお値段が4000円近く(チタンモデルなら諭吉オーバー)するので軽率に全取っ替えとはいきませんでした。

 

そんな中登場したのが、このミノウラのSC-100 スライドケージ。


モースケージ以上のオフセット量を持ちながら、お値段は三分の一以下。ありがてぇ。

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質感はそれなり。取り付け穴を除けば同社の定番デュラケージと同じです。

 

モースケージとの比較

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左が ミノウラ SC-100 スライドケージ、右がWOLFTOOTH モースケージ

仕上げの質感はモースケージに劣るけど、スライドケージの方がさらに取り付け位置の調整幅が広がっているのがわかります。

 

取り付け例 : モースケージ 

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まずはモースケージで目一杯下げて取り付けた場合。

標準的なボトルケージにくらべるとかなりオフセットされているけれど、それでもツールボトルと前タイヤとのクリアランスはカツカツ。

このタイヤは32cなので、40cだと間違いなく擦ります。

 

取り付け例:スライドケージ

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続いてスライドケージを下限で取り付けた場合

これだけクリアランスが有れば40cで悪路走行の振動があってもタイヤと干渉することはないので安心。たったこれだけのことだけど、積載量や車重バランスに大きく影響してくるので侮れない

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もとがお馴染みのデュラケージなので、耐久性もあまり心配していません※追記参照
縁の下の力持ちとして頑張ってもらいます。

 
[2021/06/04 追記]
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フォーク横に1Lの大きめボトルを付けた状態でガレたグラベルをぶっ飛ばしてたら割れてしまいました…

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直前に山を担ぎ越えたりもしていたのでどこかで無理な力がかかっていた可能性は大いにあるけど、耐久性は過信は禁物ですね。

 

 

ダボ穴の位置、高くない?

これはJARIの(というか多くのマスプロフレームの)不満点のひとつなんだけど、そもそもの問題としてダボ穴の位置が高すぎるんですよね。

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特にシートチューブのダボ穴。ここが高すぎるせいでボトルがフレームバッグに干渉してしまう。
BB上に三角スペースが余ってるんだから、もうちょっと下げてくれてもいいのに…と思ってしまいます。

走行時のボトルの取り出しやすさやFDつけたときのバンド位置との兼ね合いもあるんだろうけど、「アドベンチャー」ロードというコンセプトならここは積載量を優先してほしいところでした。

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その点GIANTのDEFYなんかは素晴らしくて、はじめからカツカツまでダボ穴位置を下げてくれているので小さな前三角のスペースにほとんど無駄がない。

自転車選びの際にダボ穴位置まで気を配ることは少ないかもしれないけれど、特にツーリング車ではこの僅かな差で装備量が大きく左右されるので、少しこだわってみても良いかもしれません。

 

おしまい