【22台目】Macchi Cycles / マッキサイクルズ Code 3 クロモリ×カーボンハイブリッド (2018)

自転車図鑑
スポンサーリンク

IMG 2238

Macchi Cycles / マッキサイクルズ クロモリ×カーボンハイブリッド (2018)

先日のサイクルモードに出店されていた中でも特に気になっていた一台。信楽にある、macchi cycles / マッキサイクルズ のオーダーフレームです。

Top

クロモリ×カーボン ハイブリッドフレーム

一見細身のクロモリフレームに見えますが、よーく見てみると…

IMG 2241

!?

IMG 2255

!!

そうです、トップチューブとダウンチューブ(黒い部分)がカーボンパイプで組まれたハイブリッドフレームになってます。

素材の違うパイプは溶接ではなく接着で固定してあるそう。グラファイトデザインのカーボンパイプを使用されています。

IMG 2266

言われてみれば、接合部からわずかに白い接着剤が覗いてる。こうやって見るとクロモリ部の方が太いのがわかる。

ハイブリッドにした理由は、カーボンバイクのユーザーがクロモリを敬遠する理由の一つに重さがあるので、軽量化のために二本のパイプをカーボン化されたそう。

IMG 2247

クロモリのパイプはカイセイの019

IMG 2257

クロモリ各部はラグレスで

IMG 2259

handmade by maki ueda

IMG 2245

フォークはコロンバスのカーボンフォーク

IMG 2244

羽?がブランドロゴなのかな?

試乗インプレ

乗り心地は自分のエクタープロトンと比較すると少し柔らかめな印象。グッと踏み込む感覚が強めです。

硬めのカーボンパイプを使用されているそうなのでちょっと意外。
背割堤の試乗コースは登りが無いのでなんとも言えませんが、重いギアでダンシングしたときの感覚が独特で、自分のエクタープロトンに比べて軽いんだけど振って帰ってくるまでの反応が自分のイメージより僅かに遅い感覚。これが所謂しなりなのかな…? 峠とか登ってみると面白そう。

ゼロ発進からの加速よりも、巡航時のスピードアップが得意な感じ。カーボンフォークってのも効いてると思います。

IMG 2242

一番気に入ったのはやっぱりこの見た目。クロモリとカーボン、一見して興味をそそられます。


<追記:2022/1/24>


日本縦断ギネス記録達成

2021年10月に日本縦断のギネス記録(136時間30分!)を樹立された落合さんがこのCode 3を使用していたらしく、

CLUMBUSのクロモリとグラファイトデザイン製のカーボンパイプを組み合わせた、ハイブリットフレームです。

クロモリの乗り味のしなやかさと、しなるカーボンの軽さと、剛性を兼ね備えたフレームに仕上がっています。

急激に速度を上げることは難しいですが、身体に良く馴染み、安定した速度で走り続けることができました。

https://randonneur-plus.com/guinness_report_vol4/


と評されています。
まさにコンバットプルーフ。最高の説得力です。



おしまい




コメント

タイトルとURLをコピーしました