Macchi Cycles / マッキサイクルズ クロモリ×カーボンハイブリッド (2018)
先日のサイクルモードに出店されていた中でも特に気になっていた一台。信楽にある、macchi cycles / マッキサイクルズ のオーダーフレームです。
クロモリ×カーボン ハイブリッドフレーム
一見細身のクロモリフレームに見えますが、よーく見てみると…
!?
!!
そうです、トップチューブとダウンチューブ(黒い部分)がカーボンパイプで組まれたハイブリッドフレームになってます。
クロモリとカーボンのハイブリッド。
細みのカーボンとして出したい。
接着のテストが終り、ようやく形になった、、。 #クロモリ #カーボン #gdr #グラファイトデザイン #columbus #カンパニョーロ #シマノ #リッチー #サイクリング #ロードバイク #cycles #bicycle pic.twitter.com/qJ1bv9AsZF— maki ueda (@MakkyUeda)
素材の違うパイプは溶接ではなく接着で固定してあるそう。グラファイトデザインのカーボンパイプを使用されています。
言われてみれば、接合部からわずかに白い接着剤が覗いてる。こうやって見るとクロモリ部の方が太いのがわかる。
ハイブリッドにした理由は、カーボンバイクのユーザーがクロモリを敬遠する理由の一つに重さがあるので、軽量化のために二本のパイプをカーボン化されたそう。
クロモリのパイプはカイセイの019
クロモリ各部はラグレスで
handmade by maki ueda
フォークはコロンバスのカーボンフォーク
羽?がブランドロゴなのかな?
試乗インプレ
乗り心地は自分のエクタープロトンと比較すると少し柔らかめな印象。グッと踏み込む感覚が強めです。
サイクルモード用、カーボン×クロモリのハイブリッドフレーム。
今回は硬めのカーボンパイプを使用。#カーボンフレーム #クロモリフレーム #ロードバイク #サイクリング #cycles #bicycle #サイクルモード #カンパニョーロ #シマノ #roadbikes #cycling #クロモリオーダー pic.twitter.com/HcCzgWgbsx— maki ueda (@MakkyUeda)
硬めのカーボンパイプを使用されているそうなのでちょっと意外。
背割堤の試乗コースは登りが無いのでなんとも言えませんが、重いギアでダンシングしたときの感覚が独特で、自分のエクタープロトンに比べて軽いんだけど振って帰ってくるまでの反応が自分のイメージより僅かに遅い感覚。これが所謂しなりなのかな…? 峠とか登ってみると面白そう。
ゼロ発進からの加速よりも、巡航時のスピードアップが得意な感じ。カーボンフォークってのも効いてると思います。
一番気に入ったのはやっぱりこの見た目。クロモリとカーボン、一見して興味をそそられます。
<追記:2022/1/24>
日本縦断ギネス記録達成
2021年10月に日本縦断のギネス記録(136時間30分!)を樹立された落合さんがこのCode 3を使用していたらしく、
CLUMBUSのクロモリとグラファイトデザイン製のカーボンパイプを組み合わせた、ハイブリットフレームです。
クロモリの乗り味のしなやかさと、しなるカーボンの軽さと、剛性を兼ね備えたフレームに仕上がっています。
急激に速度を上げることは難しいですが、身体に良く馴染み、安定した速度で走り続けることができました。
と評されています。
まさにコンバットプルーフ。最高の説得力です。
おしまい