EXTAR PROTON /エクタープロトン/“Yakumo” (2018)
前回のつづき→【13台目①】EXTAR PROTON / エクタープロトン / “Yakumo” (2018) フレームオーダー編
組み上がったフレームを一通り愛でたら、次は塗装!
フレームデザイン
わたしは感受性って意味での色彩感覚はそこまで悪くないとは思うんですが、それを実際に表現する能力がからっきし。
自力でのデザインは早々に諦めて、家の設計(趣味)から夕食の彩り(家事)まで信頼と実績の妻の力を借りることにしました。
早速色鉛筆を取り出してぬりぬり。
妻にしたって別にこんなこと本職でもなければ特殊な技術があるわけじゃないけど、こうやってイメージをすぐにアウトプットできる才能が羨ましい。
黒基調の胴抜きデザインまではすぐに決まったけど、差し色をどうするかであーでもないこーでもないと試行錯誤。
元が細身でシンプルなので、なるべくその精悍なイメージは崩したくない。だけど他に無い、自分だけのオリジナリティも出したい。
googleの画像検索やtwitterの自転車クラスタの愛車画像を代わる代わる眺めながら贅沢な逡巡を続けました。
思えばこのブログの具体的な方向性が固まっていったのもこの時期だ。
カラーサンプルとフォント探し
塗装業者にオーダーするカラーをサンプルの中から探しますが、これがまた難しい。
一言に「黒」といってもマットからガンメタ、ラメの有無まで山ほど種類があります。
悩みに悩んで選んだのはこの三色。
基本のデザインを伝えて、この日はおしまい。
ここからはメールで細かいデザイン調整のやり取り
幻のボツ案
シートステー裏を白黒で塗り分けてみたけど、いまいちしっくり来なかった。
チェーンステーの文字もフォントとサイズが納得行かなくてネット上でいろんなフォントを探し回ってみました。
ここでも妻が見つけてくれたのはdefont.com の Rumburkというフォント
クラシカルだけど重くなりすぎないポップさもある絶妙なバランスに一目惚れ。
フォントファイルを添付して「これでお願い!」という無茶振りにも快く応えていただいた。ありがとうMOVEMENTさん。
他にも青いライン部をミリ単位で調整してもらったりと、細かな修正を何回もやり取りしてやっと最終オーダー。
塗装、延びる納期
塗装の進行状況も逐一報告がもらえて愛車の進捗をその都度確認できます。
はらはら
…しかし当初一ヶ月くらいと知らされた納期は二度の大地震と二度の超大型台風を挟んで伸びに伸び、気がつけば三ヶ月が経ちました。
更に3つ目の台風が大阪に迫る
そんな平成最後の夏ついに…
台風のどさくさに紛れて、来ました!初のクロモリオーダーフレーム!
EXTAR PROTON!!!!
うひょー!!🙏😇🙏😇🙏!! pic.twitter.com/TK2f2tCjYF— やくも (@wartori621)
うひょー!!
次回、フレーム鑑賞編
【13台目③】EXTAR PROTON / エクタープロトン / “Yakumo” フレーム鑑賞編
MY BIKES
つづく
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