アームカバーは一体型に限るーおたふく手袋 夏用シュラグ JW-636

レビュー
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夏の、というか半袖の季節のサイクリングにおいて欠かせない装備、アームカバー。

最近新調した一体型のシュラグがとてもよいので軽く紹介しておく。



おたふく手袋 JW-636 シュラグ アームカバー

ここ数年しばらく使っていたのは同じくおたふく手袋の夏用アームカバー。通気性もいいし日焼けも防げて、機能的には必要十分。

…だったんだけど、気になるのはズレ。

適度な着圧も端部のゴムもあって舗装路を流す程度なら問題なくても、流石にグラベルに突っ込むと徐々にずり落ちてきてしまう。構わず砂利を飛ばすと先細りな腕の形状が生む当然の結果としてあっという間に手首までずり下がってしまうのがストレスだった。

グラベルで撮ってもらった自分の写真、大体どれを見ても上腕に絶対領域が展開されている。



そこで購入したのが今回の一体型シュラグ。存在自体はちょっと前から知っていたのに、惰性で普通のアームカバーを使い続けていた自分を今となってはしばき倒したい。



アームカバーが肩の部分で繋がっているだけのシンプルな構造。

はじめはどう着たものかと戸惑うがジャケットと同じ要領で普通に腕を通すだけ。

自分は素肌に直接着て、その上からサイクルジャージやシャツを羽織っているが、メーカーの装着例には半袖インナーの上に重ねたものもある。


サイズは178cm/68kgの自分で他のおたふく製品と同じLサイズがちょうどよかった。

装着直後こそ両肩から首筋にかけて違和感があるが、上からシャツやサイクルジャージを着てしまえばすぐに気にならなくなる。着圧も多少はあるがそれほど強いわけではない。

そして一体型一番のメリット、ズレない。構造上どうやってもずり落ちて来ない。長年のクセで停車するたび無意識に上腕部に手をやってしまうが、その度に普段からどれほど頻繁にズレを治していたのかを実感する。

少し心配なのが放熱についてだけど、冷感素材なのでそれほど気にならないし、どうせ夏になったら頭から水浸しがデフォなのでむしろ保水力が上がっていい具合になりそう。

値段も手頃なので、アームカバーに悩む人はとりあえず試して損はないので、おすすめです。



 

以下余談(グロあり)

人は日で灼ける

服装にこだわりのない自分でも、デイライドでは確実に装着している。レーパンやグローブは場合によってはつけないこともあるが、アームカバーだけは絶対に欠かさない。なぜか。



 

18歳、大学サイクリング部の仲間とゆく、初めての自転車野宿旅。「日焼け防止」という概念すらなくノーガードの半袖で駆け抜けた最高の一夏。その代償。覚悟して見てくれ。

 

グロ注意!

 

 

 


ほんまもんの大やけど。人体は陽で灼けることを身を以て知った。

 

それほど肌が強い方ではないのかもしれないが、それにしてもひどかった。15年たった今でも腕には斑に痕が残っている。

 

これから憎き夏が来る。

日焼け対策はくれぐれも怠るなよ。

 

おしまい

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