【雑メンテ】SPDペダルの簡単グリスアップ

雑記
スポンサーリンク

SPD、グリス切れ。 

SPDペダルのグリスが切れました。というか、切れてました。

わぁ、回転なめらか!…じゃないのよ。

完全にグリス切れです。

使用しているペダルは絶大な信頼を寄せているシマノのXTRグレードPD-M980とPD-M9000。 グラベルバイクとロードバイクでそれぞれ愛用しています。

一世代違うけど、モノはほぼ同じ。両方ともいい感じにカラッカラの高速回転を披露していたので、この際まとめてグリスアップすることにしました。

 

簡単グリスアップ

 用意するものは17mmのレンチ…が無いのでデカ目のモンキーレンチで代用。

ペダルを固定するバイスもあればなお整備性があがりますが、これまた無いので気合と根性とテコの原理で突破します。ロックナットの角はちょっとナメる。べ…別に、性能に影響ないし!と言い訳しながら

IMG 4311

開けて

IMG 4306

シャフトを抜きます。

ガタが出てればここで玉当たり調整が必要ですが、問題ないので今回はパス。

IMG 4307

ペダルカップ側にデュラグリスをドボッと

IMG 4308

これくらいかな?からあと2絞りくらいいっていいと思います。

シャフトを戻してナットを締め込んでいくと…

IMG 4309

ムニュリ…

IMG 4312

ヌタリ…

溢れた暗黒物質がシールを貫通して出てくるので、ウエスで拭き取りましょう。

デュラグリスの黄緑色になるまでやるのが理想ですが、切りがないので適当なところで諦めました。

それとこの暗黒物質の排出に伴ってゴムシール?のちぎれた輪っかが飛び出てきましたが、知らんぷりして千枚通しで押し込み直しておきます。何も見なかった。いいね。

IMG 4310

まるでデカめな青虫の臓腑。
はるか昔、園庭の隅で石積み作った小さな祭壇を思い出す。命の軽さはあそこで学んだ。

 

グリスアップ後

 さあ結果は?

渋いですね。これでいい。

しばらく使えばもう少し回るようになります。

 

あとがき

なれてしまえば10分そこらで作業完了。

こうしてメンテさえ続けていれば10年単位で使い続けられる素晴らしい耐久性もSPDの魅力の一つ。

次はまた数年後かな。

 

>> n年後の自分へ

ナットの角なめてごめん。まあ売らんし問題ないよな。シールは大丈夫やった?

 

忘備録代わりに。

おしまい

コメント

タイトルとURLをコピーしました