グラベルバイクをチューブレス運用してしばらく経つ。
導入前にビビってたのは
パンクしたらどないすんねん…
ということ。結論から言えば、全く問題ありませんでした。
どうにかなるから。こいつがあれば。
キット内容
![IMG_9606.jpg IMG 9606](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/29db9111.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
キット中身
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- 取扱説明書
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- ゴムのり
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- 補修用ゴムシート
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- ハサミ
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- 挿入用針
特筆すべきはハサミで必要な分だけ切って使うでっかいゴムシート。他社からもTL対応修理キットは出てるけど、”紙縒り”みたいなちっこいゴム片が数セットついてくるだけ。
その点パナレーサーのこいつならちょっとやそっとじゃ使い切れない弾数があるので、世に数多居るパンク神の眷属達にとっても心強いはず。(画像のは失敗含めて10回近く切り取ったあとなので、新品はもっと大きい)
あとゴムのりはママチャリのパンク修理にも使うよくあるやつ。一回の修理でかなり多めに使うので、街の自転車屋やホームセンターで補充できるのがありがたい。
使い方
![IMG_3501.jpg IMG 3501](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/17d0fb10.jpg?resize=499%2C666&ssl=1)
まずはこのキットを使う前に、穴の空いた部分を下にして貫通箇所にシーラントを集めよう。それで塞がればライド続行だ。
![IMG_9609.jpg IMG 9609](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/9051832d.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
![IMG_9625.jpg IMG 9625](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/3b8f3a82.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
![IMG_9614.jpg IMG 9614](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/882caf79.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
![IMG_3502.jpg IMG 3502](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/a57f1e6c.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
![IMG_3503.jpg IMG 3503](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/e7db25ec.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
初めてのときはちょっと怖いけど、ビビらずブッスリいっていい。
![IMG_3504.jpg IMG 3504](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/46cfa709.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
あとはパンク箇所を下にしてシーラントを集めながら空気を入れるだけ。
いちいちタイヤを外す手間もなく、慣れれば5分もかからないのでチューブを入れ替えるよりお手軽です。
ロードタイヤにも使えた
この商品はMTB用と銘打ってるけど、40c前後のグラベルタイヤはもちろん、28cのロードタイヤにも使えた。![IMG_9645.jpg IMG 9645](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/b5748d7e.jpg?resize=798%2C587&ssl=1)
このパンクの場合は穴が小さかったのでゴム片をあえてダブらせずに針を抜いてみたけど、抜け落ちたりすること無く仕事してくれている。
修理直後は多少突起が出てしまうので走行中の振動が気になるかと思ったけど、数ミリのゴム辺よりもアスファルトの凹凸の方が遥かに深かったのでよほど神経質にならない限り大丈夫
戦績
購入してから2年弱、このリペアキットを利用した穴開きパンクには全戦全勝の勝率100%です。めちゃくちゃ信頼できる。とはいえ、当然すべてのパンクに対して万能というわけではない。
![IMG_6535.jpg IMG 6535](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/305b8c24.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
雨降る泥だらけのガレた谷筋を下ってたとき、パンクに気がつくのが遅れてビードが落ちてしまい、その後色々あって川にホイール投げ捨てる(not故意)という憂き目にあいました。いくらリペアキットが有能とはいえ、いざというときの替えチューブは必携です。
あとがき
![IMG_9962.jpg IMG 9962](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/11d76a8f.jpg?resize=800%2C600&ssl=1)
グラベルではパンクはつきもの。どれだけ丈夫なタイヤでも、どんなに気をつけて走っても、パンク神の気まぐれには抗えない。それならいっそ「パンクしても何とかなる!」と腹を括って気ままに突っ込むほうが、(たとえほんとにパンクしたとしても)結果的にライドを何倍も楽しめる。
こと未舗装路においては、乗り手のメンタルまで含めれば走りを激変させるアイテムって案外どこぞのたっかいホイールよりもこういう地味な装備だったりする。リム打ち上等、がんがんいこうぜ。
![DSC01346.jpg DSC01346](https://i0.wp.com/wheelwhirlpool.com/wp-content/uploads/2020/11/414f6a78.jpg?resize=800%2C512&ssl=1)
おしまい