
DEANIMA / デアニマ UNBLENDED (2018)
【20台目】EXTAR PROTONのオーナー モリビト@moribito666氏。
前回の記事の最後で、すでにとんでもない一台をオーダー済みと書きましたが、その一台が早くも納車された様子。
はやく誰かが俺の自転車を綺麗に撮れ()
— モリビト (@moribito666)
呼ばれた気がして早速拝見してきました。本当にとんでもなかった。
DEANIMA – ハンドメイドカスタムカーボンフレーム

【メーカーHP】→http://deanima.it/eng/index.php(本国)
http://www.kinopio.com/products/DEANIMA.html(日本)
イタリアのビルダーとして有名なペゴレッティという兄弟がいます。
フレームビルダーとしてもデザイナーとしても秀でた彼らが(※)ハンドメイドでのカーボンフレームを打ち出したのが、このDEANIMAというブランド。
(※ 一部修正 ただしくは↓ということだそうです)
写真ありがちお!ひとつ訂正なのだけど、DEANIMAは弟ジャンニの独立ブランドです。ジャンニはドラッグ中毒者の更正施設で講師を勤めていたことがあり、その時の若者たちと立ち上げたのがDEANIMAです。兄ダリオとは半ば喧嘩別れだったと又聞きしてます。
— モリビト (@moribito666) December 29, 2018
設立からわずか数年ということもあって日本にはまだ試乗車が数台ある程度で、もしかしたら個人所有車はこれが初かもしれない。それくらいレアな一台です。
とにかくまずは見てください。
ペイントワーク

メインのカラーは柔らかいホワイトですが、撮影が夕方近かったので夕日の色が乗っています。

この琥珀色! 自転車のデザインというよりはもはや1つのアート

角度が変われば色合いも変わる

ヘッドチューブ以外の箇所は敢えて内側 ちらりと魅せるのが粋
この白が一番実物に近いかな。
上品な陶器のような柔らかさがあります。
そしてこのDEANIMAロゴも凄い。7色やで7色。

もちろんカッティングシートではなく、れっきとしたペイントワーク。
ペイントオーダーは基本的に使う色が一色増えるだけで値段が跳ね上がります。1色ごとにマスキングし直して、調合して、塗料を詰め替えて、塗り分けて…という手間を考えれば納得ですが、それをロゴだけで7回やっちゃう手の込みよう。

こんなんできひんやん普通…

いきなり並走されたら絶対見惚れて事故るやつ
フレーム形状

ダウンチューブ
ホワイトで輪郭がわかりにくいですが実はかなりボリュームのあるスクエアシェイプ

屋台骨の逞しいこと。

ちょっと引いてトップチューブも。
柔らかな印象かとおもいきや、よく見ればかっちりとした面と角。このギャップもよき。

よき。

チェーンステイもなかなかにマッシブ


スマートにDi2(電動)専用設計
フレームを見た感じではかなりレーシーで硬めなバイクなんじゃないかと思ったのですが、モリビト氏曰く「クロモリ好きならこの良さがわかる」乗り味なんだそう。
このあたりは外野は指を加えて見てるほか無いので、ご本人からのインプレを待ちましょう。
メインコンポ : SHIMANO ULTEGRA R8050

組み上げるコンポはアルテのDi2 レバーのコンパクトさが凄い
ブラケットトップのスイッチボタンでGARMINを操作できる最新仕様ですが、そのままだとどうにもボタンが押しにくいということで一工夫。

ブラケット内部のボタンの上にガムテープ片を置くことで楽にスイッチを押せるようになるというTips
ブレーキケーブル : NISSEN / 日泉ケーブル

引きの軽さは折り紙付き、アウターも従来のものとは比べ物にならないくらいしなやかで、ハンドリングが驚異的に軽くなるこのニッセンケーブルですが、壁などに立てかけたときに抵抗が無さすぎるせいで前輪がクルクル回って不安定という思わぬ弊害も。
NISSEN CABLE CO.,LTD(ニッセンケーブルカブシキガイシャ) ブレーキ用 ステンレス アウターケーブル 2m クリアーブルー NI304A クリアーブルー
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シートポスト : THOMSON MASTEREPIECE 31.6mm

THOMSONのロゴが全部見える絶妙なポジション。こういう細かいところが引いて見たときの絶妙なバランスに繋がるんですよね。
31.6mm径はクロモリに見慣れてるとかなり太く見える。
サドルバッグ : INSIDE LINE EQUIPMENT Seat Nag All Mountain

サンフランシスコ発のハンドメイドバッグブランド ILE (INSIDE LINE EQUIPMENT)
自転車用バッグも数種類あって、モリビト氏は敢えてMTB用のこちらをチョイスされたそう。
一枚上の写真でもわかるように、ロード用にはないシートポスト固定用のコードが付いていて安定感があります。
あとがき

眺めてるだけで眼福、まさにアーティスティックな1台でした。撮影中ため息しか出なかった。
ちなみに “DE ANIMA”というのはアリストテレスの『霊魂論』という著作の名前です。
その中で「魂」というものを定義してるんですが、その第一の働きが「栄養摂取能力」なんだそうです。
シンギュラリティやAIの自我が話題に上る昨今いろいろと考えさせられますが、そこに来てこの自転車のモデル名は UNBLENDED なんですよね。これってめちゃくちゃ面白くないですか?

このまま観賞用に飾っておきたいくらいですが、彼のことだからきっとガンガン乗り回してくれることでしょう。
本人からのインプレが楽しみだ(ノシ ‘ω’)ノシ ハヨハヨ → “モ録。”http://moribito666.blog.fc2.com/
追記 2021/12/31

ほらーすぐそういうとこ走りたがるー
おしまい




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