EXTAR PROTON /エクタープロトン/“Yakumo” (2018)
自転車乗りなら誰もが憧れるオーダーフレーム、ついに私も夢の一台を手に入れてしまいました。
その名も EXTAR PROTON/ エクタープロトン
大阪のフレームビルダー、橋口製作所の橋口清氏が手がける老舗のブランドです。
すっ飛ばして完成編へはコチラ↑
<追記>
悪友たちのエクタープロトン、こちらにまとめました。
Bicycle Studio MOVEMENT
オーダーをお願いしたのは天王寺にある自転車ショップ、BICYCLE STUDIO MOVEMENT
Twitterなどでもよく名前を見かけるショップ。
ブログでエクタープロトンの作例もたくさん観ることができます。
ということでMOVEMENTへGO!
私が今回のオーダーで軸にした希望は
乗り心地よりも反応性重視
ホリゾンタルフレームであること
この2つをベースに、ジオメトリーの詳しい部分は経験豊富なスタッフの方に色々教えてもらいながら詰めていきます。
まずは今自分乗っている【4台目】GIANT DEFY Advanced Pro (2012)の計測から。
ローラー台に乗せて丁寧に各部のサイズを実測していきます。乗り込んで納得いくまで調整した愛車のポジションを基準に考えてもらえるのが嬉しいところ。
その際、実際にまたがってペダリングのチェックもしてもらえました。私のように競技経験もない自転車乗りにとって、ちゃんと知識のある人に見てもらえるのはとても貴重な機会。
ペダリングフォームも綺麗に回せてるとお墨付きをもらったので自信もつきました。(内心めちゃくちゃ嬉しかった)
それと同時に私の身体も測定。
私は身長178cmでそれなりに高めですが、腕が平均より少し短めであることが判明
身体の特性に合わせてジオメトリーを考えます。
あれやこれやとお話しながら自分の理想の自転車像が徐々に固まっていくワクワクタイム。
そして…
出来上がったオーダーシートがこちら。 超個人情報。
そして待つこと3ヶ月(あっという間だった)
どどん!
もうすでにかっっっっっこいい!!! BRAVO!!
この状態でオーダーのポイントを振り返ってみたいと思います。
・ラグレスフレーム
クロモリと言えば趣向を凝らしたラグフレームのイメージが強いかもしれませんが、ここはあえてラグレスを選びました。
実際ラグレスの方が重量・剛性の面で有利ということもあるんですが、一番の理由は見た目。なるべくシンプルなイメージにしたかったので。
とはいえ、オーダー直後は後悔しないかドキドキだったのですが、この美しい溶接を見て自分の選択が間違ってなかったことを確信しました。ありがとう!橋口さん!
・リムブレーキ
実はオーダー直前までディスクブレーキ用フレームも候補にしていました。エクタープロトンはディスクロードのオーダーフレームもいくつか作成されていたので、ノウハウもばっちり。
この自転車、デザイン・コンセプトともにほんとにカッコいい。いつか実物拝見したい!(実はフォロワーさん)
ただディスクロードはすでに手持ちのDEFYで十分満足できていたし、雨天時の使い分けもできることを考えてリムブレーキを選択。なるべくシンプルで精悍なイメージにしたかったってのもある。
アーチひとつで絵になる
・ベンドフォーク
当初の希望としてはスッキリとした見た目にしたくてストレートフォークにしようかと思っていたけど、スタッフの方はベンドフォーク推し。自分でもいろいろ調べてみましたが、自分では性能と見た目の優劣がつけられそうになかったので、経験豊富な方の意見に従ってみました。
がっしりした撫で肩が頼もしい
フレームがオーバーサイズなのでカーボンフォークへの換装も可能ということもあり、ストレートフォークはそちらで試してみるつもり。
(あえてフォークだけ追加でオーダーしてみるのも面白いかもしれない。ストレートとベンドの両刀使い、誰かやったことある人いたら教えてください。)
ということで、無事フレームの素体が到着。
次はフレームデザイン。ここからが長かった…
次回、フレームデザイン編
MY BIKES
つづく
【13台目②】EXTAR PROTON / エクタープロトン / “Yakumo” フレームデザイン編
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