GIOS – SPAZIO DROP
owned by – オカダショウキ@shoki19990805
先月、妻と娘の三人で丹後半島へ旅行した際ぶらりと立ち寄った道の駅で旅の最中と思しきサイクリストを発見。お話を聞かせてもらうとRUCCの部員さんで、今は単独での日本縦断ツーリング中だそう。 長い旅路をともにする相棒を拝見させていただきました。
2019/08/05 20歳になりました。
そして、誕生日に最北端・宗谷岬に着きました。
人生最大の一人旅、日本縦断のはじまり。 pic.twitter.com/VSU0qPOt13— オカダショウキ (@shoki19990805)
最高の大人エントリーだ…
ちなみに 車名の“SPAZIO” はイタリア語で『空間』を意味します。語源はラテン語の “spatium” で英語の “space” と同根。
重装備でのツーリング車にぴったりなネーミングです。
フロントバッグ : オーストリッチ F-530
まず最初に目を引いたのはオーストリッチの特大フロントバッグ。バイクパッキングの流行とともにロールアップ型のハンドルバーバッグが増えてきていますが、積載量と安定感ではやはりこの箱型に軍配が上がります。あと見た目。文字通り「面構え」が違う。
全面にはご当地ピンバッジが勲章のように光る。
無造作に突っ込まれた手前の歯ブラシケースや奥の割り箸もたいへん良き趣。長い旅路で活きるのは、1kgそこらの軽量化よりも好きなだけ突っ込める懐の深さと頑丈さ。こうでなくては。
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これだけ巨大なバッグなので、当然フロントキャリアは必須。そういえばフロントの泥除けが見当たりませんが、干渉するから外したのかな?
アウトドアスピーカー : ANKER Bluetooth スピーカー
なるほどと思ったのがこれ。自分も学生時代、長い個ツア(個人ツアー)の最中に暇を持て余し幾度となく「あぁ…音楽聴きてぇ…」と思ったものですが、ラフに使えて実用に耐えるガジェットが3000円そこらであるんだもんなあ… 熊よけにも使えるし、今や長旅の必須装備のひとつなのかもしれません。あとその上の錆びたクリップがいとをかし。
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リアパニア : mont-bell / モンベル ドライサイドバッグ40
リアバッグはモンベルの防水バッグ。サイドバッグの王者オルトリーブのバックローラーと容量も構造もほぼ同じなので後は耐久性がどうか気になるところ。
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リアのパッキングもチャリ部感に溢れててまさに「こういうのでいいんだよ…」と頷いてしまいます。が、ちょっとまった右下のそれ…
さては今まで食べたパンの数を覚えている系サイクリストだな??
シフター : SHIMANO SL-R400
変速を司るのはダブルレバーのSL-R400。これは8速のインデックス仕様ですが、やろうと思えばフリクション仕様にも改造できるみたい
自分のRALEIGH Clubmanもダブルレバー化しようかなと思ってます。「機械を動かす」感触は自転車を操る魅力の大きな位置を占めてる。
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クランク : SUGINO RD-500T(48/38/28T) / スプロケット : CS-HG50-8 (11-28t)
トリプルクランクは48-38-28Tと10Tずつの等間隔。シマノのロード用トリプルは50-39-30Tなので、よりツーリング向け。とは言えスプロケが11-28Tでインナーローでもギア比1.0なので、積載量を考えると決して楽では無いと思いますが、それでも走りきれてしまうのがツーリング車のいいところ。
ボトル : NALGENE Ttitan 広口1.0L / ボトルケージ : TOPEAK モジュラーケージXL
ボトルは容量重視のナルゲンボトル。走りながら飲むには向かないけど、急ぐ必要が無いのだから全く問題ない。
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2Lのペットボトルも保持できるモジュラーケージ。シートチューブ長に合わせて上端をカットしてある。適材は然るべき処置を経て適所へ。
タイヤ : SCHWALBE Marathon
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あとがき
2019/09/16
41日目にして本土最南端佐多岬に到着。
総走行距離4600km。全部自分の足で自分の自転車で日本を走りきりました!
旅を応援してくれた全てに感謝!
そして旅を共にして、メカトラも無く走ってくれたGIOS SPAZIO DROPに感謝! pic.twitter.com/X4aSgaZEr7— オカダショウキ (@shoki19990805)
その後無事に佐多岬まで走破され、日本縦断を完遂させられたそう。Congrats!!
いいなー羨ましいなー…自分も学生時代は彼と同じく日本中を走り回っていたはずなのに、まさか10年経った今のほうがずっと自転車を好きになってるなんて思っても見なかった。今すぐにでも仕事辞めて旅に飛び出したいという衝動は、おそらく死ぬまで続くのでしょう。不治の病とはこのことか。
まだ先の長い大学生活、これからも愛車と良い旅を!!
おしまい
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