RALEIGH U.K. Clubman (2012)
Raleigh(ラレー)MY BIKES
マスプロのクロモリフレームとしてそれなりにネームバリューのあるブランドかもしれない
国内では【5台目】【6台目】で紹介したMuddyFoxのアラヤが企画発売を担っていますが、もともとはイギリスの歴史ある大衆車メーカーです。
このRALEIGH U.K. Clubmanは、学生時代半年ほどイギリスで暮らしていた際に一目惚れして購入。
納車初日。トゥークリップは怖くてすぐにSPDに替えた。
現地のサイクリングクラブに押しかけて湖水地方をツーリングしたり、異国の地で色んな所を走ったけれど、一番の自慢はやっぱり本場のアルプスを越えたこと。
欧州8カ国野宿ツーリングの途中 スイスのフルカ峠にて
素晴らしいところだった
旅の記録もまたどこかで振り返ってみたいな
話は自転車に戻って、細かいところを。
フレームはレイノルズの520番をスローピングのラグレスで
クロモリフレームとしてもかなり重い部類
じゃないとあんな荷物積んで長旅なんてできません。当時はそんなこと知らなかったけど。
胴抜きのディテールもしっかり。
125周年限定モデルだそうで
この自転車の最も特徴的と呼べる部分がこれ、純正のドロヨケ。
塗装はフレームと同じ仕上げでロゴデザインもしっかり統一。
汎用のドロヨケがつく車種はたくさんあるけど、これほどしっかりドロヨケありきでデザインされたロードバイク(?)は他に見たことがない。
しかもニッチなことにこのドロヨケ、タイヤ幅は25cが限界。つまり太いタイヤが履けない。
この自転車、なにに分類していいのかがわからない。間違ってもロードレーサーではない。
じゃあランドナーとかスポルティーフってところかと思ったら、タイヤは25cまで。ほんとよくわからん。
そんな不思議なアイデンティティを更に際立たせるべく、パーツアッセンブルもかなりのキワモノっぷり。
はい、フロントトリプル。 FC-6604G (改)
アイスグレーの66G世代 シマノ史上最も美しいクランクだと思う。
さらに純正だと52-39-30tのところをスギノのチェーンリング(pe74s)で換装して50-39-26tに
26tですよ、26t。 乙女も真っ青の低ギア比。ぶっちゃけ使う所ない。
フロントホイールはハブダイナモ(DH-T785)
ライトはB&MのIQ-Xを えげつないくらいワイドな配光
STIにはST-5703
サドルはBROOKS 乗り心地は最高。ただし重い。
たぶん日本でこれに乗ってるのは自分だけだと思う。
ドロヨケがあるせいで輪行が難しく、遠出にはあまり向いていない。
【4台目】のDEFY ADVANCED PROなんかと比べると快適性でも一歩劣る。
でも、北摂や京北あたりの近場の山をふらっとポタリングしたいときには最高の相棒になってくれる、そんな一台です。
コメント