奥琵琶湖 夫婦サイクリング 【0日目】

年度末、年休を余らせてしまったことについて妻からお叱りを受ける。
これも全てわしの非力の致すところ。誠に申し訳なし…



天気も良さげな春本番、出かけたいのは山々だけど、どうかなー休みとれるかなー…なんてウダウダ言ってる合間にパパッと計画立てて宿を決め、翌日朝には






妻「ほなちゃんと年休取って来てなー、わたし先行ってるわー」



わし「     」



とりあえず川を下ってお仕事へ。



年度末でてんてこ舞いする職場で、午後から帰りますとかめっちゃ言い辛い…



結局昼前に切り上げるつもりが気づけば15時。2時間休と、どさくさ紛れに次の日全日お休みぶっこんで退勤！



そもそも仕事と自分の趣味とを天秤にかけて悩んでる時点でいろいろおかしいとは思う。況や妻との時間をや。







昼前に出れたらサンダーバードで敦賀まで行ってから365号南下するプランもあったけど次にお預け。さくっと輪行済ませて湖西線で北へ！






@大阪駅　帰宅ラッシュにはまだ早いけど、それでも人多い










@堅田駅 特急通過待ち













湖西線　夕暮れ時の心地よい寂寥感ときたら



安曇川以南の湖西は自転車で走るよりも電車で駆け抜けるほうが好き



左手の比良山系が徐々に遠ざかって、近江高島を境にぱっと開ける景色の移り変わりはぜひとも先頭車両で楽しみたい







駅に着いた時にはすでに陽は山の向こう側。輪行解除を手早く済ます



ディスクロードでの輪行(&解除)は普通のロードに比べて



・エンド金具に5mmスペーサーを挟む



・キャリパーのパッド間にスペーサーを挟む×2



という２行程が追加されるだけで、慣れれば30秒もかからないくらいの差



今のところ油圧系統のトラブルも皆無で、巷で言われるほどのデメリットは感じていない






暮れる 暮れる







ここからは妻の待つ奥琵琶湖のお宿まで20kmちょっとのナイトライド



そこかしこに桜の香りが漂ってるけど、夜闇に紛れて花は見えない。それもまた一興。







20時過ぎに宿に到着。妻は一足先にチェックインを済ませ、お腹を空かせて待っていてくれた。



彦根から奥琵琶湖までの65kmを1日賭けてのんびり走ったとのこと。







夕食を済ませ桜の香る貸切状態の露天風呂でほっと一息。ほんの数時間前まで仕事にあくせくしてたとは思えないリッチな夜だ。



布団に入って明日のルートを考え初めたところでこの日の記憶は途絶えている。