せっかくいい自転車お借りしたんだから、一回ぐらいはちゃんとグラベル逝っとくか!ということで、山城のグラベルを征く。
前後ずっと晴れてるのに、今日だけ雨。雨男もここまで来ると清々しいぜ
晴れ男、切実に募集中です🙄 https://t.co/JwSgT4ZuZ0 pic.twitter.com/BCxcdf24nW
— やくも (@wartori621)
February 7, 2022
さらに頼みにしていた唯一の晴れ男が直前に大怪我されてDNS(お大事に…)。この瞬間、我々の運命は決まった。
集合
山城大橋、0℃。すでに曇天。
頼む、持ってくれよ…などと口では言うが、内心ほとんど諦めてたし、結論言うとちゃんと降られた。
早く来すぎたので集合場所のコンビニに朝飯をかっ食らう。
最初に現れたのはおなじみモリビト
近く5年目を迎えるおなじみの愛車、NINER RLT9。
650B×42のBOKEN PLUSを装備。
700cのBOKENは良かったが、こちらはサイドのノブが低すぎてイマイチなんだとか。
続いて初めてお会いするたつぽんさんが到着。
SURLY Midnight Specialに650B×55のごっついタイヤ、Sim WorksのTHE HOMAGE。
詳しくは後日自転車図鑑にまとめるつもりだけど、このタイヤすごかったです。
Simworks homage 650×55b 初グラベルライド でした。
舗装路はそれなりに重い(転がりは悪くない)けどグラベル性能は狙い通…予想以上でした。
グラベルダウンヒルめちゃ速い。
アルテマウェポンですわこれ
サイドノブもしっかりしてるから無敵感ある。#simworks #swpanaracer pic.twitter.com/sf4m06760k
— たつぽん (@wondergeppe)
February 13, 2022
そして最後に登場したのがこちらもちゃんとお会いするは初めてのエリート@ESSさん。
実は以前、若狭基幹林道でニアミスしていました。
見るからに戦闘力高そうなかっ飛びエアログラベルロード、RIDLEY KANZO FAST。日本に入ってきているのは数台なんだとか。こちらも詳細は後日!!
万灯呂から大正池、完全舗装化を確認。
まずは万灯呂山展望台の手前から大正池方面へ続く林道へ。
なにやら舗装されたとの噂もあって確認に行ったのだけど、ものの見事に全線しっかり舗装済みでした。
それも適当なコンクリではなく、かなり整った快適なアスファルト道。手軽に行けるグラベルがまた一つ死んだ。
拍子抜けするくらいスムーズに走り抜けたので写真は一枚もない。
いざ、本番
さあここから本番。
まずは短いグラベルを一本。
小休止して空気圧調整。
GRAVEL RUNNERはチューブド運用なので2.5bar前後にしてみた。
茶畑を抜けて宇治田原へ下り、そのまま犬打峠へ。
トンネルの開通が近いようで、峠の入口付近には見慣れぬ高架が出来ていた。
それにしてもめちゃくちゃきつい。
確実に数年前より距離が伸びてるし斜度も上がってる。最近はどこの峠に行っても同じことを思う。峠にも成長期ってあるんだな。
続いて鷲峯山、標高600mほどまでのんびり上がる。
D-309、やはり上りはとても軽い。ほとんどロードバイクと遜色無い踏みごたえでペダルを回せる。
あとやっぱりDi2のシフティングが速すぎる。
長い上りを終えてメインディッシュの入り口までやってきた。
一回通り過ぎてまた戻る。前回も同じことをしたらしい。
ちらほらと雪が舞う。…ってことは降りたら雨では???(雨でした)
お待ちかねの下り。
55mmの圧倒的なエアボリュームを携えるたつぽんさんを先頭に下る。
久々の砂利の振動が脳に気持ちいい。グラベルは万病に効く。
途中、モリビトが叫ぶ。
グラベル第三帝国の仇敵、杉枝組のカチコミだ。
フロントのチェーンを外しに来るのは殺意が高い。
後半はさらに斜度がきつく、ガレ具合も上がる。
ポジションもハンドル幅もほぼロードバイクなD-309、流石に道が荒れて来ると下りが怖い。
暴れるハンドルを抑えるのに集中しながら恐る恐る下る。
ちなみに55mmタイヤを装備したたつぽんさんはモリビトすら置き去りにはるか前方を凄まじい速度で下っていたらしい。
グラベル終わった。
エアボリュームは正義よ。
— たつぽん (@wondergeppe)
February 13, 2022
それな。
グラベルを下り終えると、思ったとおりの雨模様。
早々に山を下り、雨宿りがてら適当な高架下にピットイン。
各々の自転車を並べてお互いに試乗し合ったり、あのタイヤがよかった、次はこんな自転車がほしいなどパーツ談義に花が咲く。こういう時間大好き。
D-309とのお別れも近い。詳しいインプレもまとめる予定。
雨脚も強まってきたのでお昼前には解散。
まだまだ走り足りないけれど、まだ休日が半日残っていると思えばそれはそれで悪くない。
また行きましょう。
おしまい
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