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ARAYA MuddyFox 650B “MFB” (2015)

【5台目】で紹介した2014年モデルを買った翌年、何の気なしにARAYAのカタログを眺めていました。そこにはパッと見昨年と代わり映えしないMFBの姿が。カタログが謳う2014年モデルMFBの売りはヘッドチューブのテーパード対応。確かに、選べるサスペンションがぐっと増えるいい変更点だと思います。

でも自分が気になったのは全く別のポイント。

 MY BIKES

これ、ノーマルのリアキャリアつけれるんじゃね!?

というところでした。

 

順を追って説明しましょう。

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購入直後、全バラシしたフレーム状態。これだけではわかりにくいですが、

 

Bici Termini だより ブログアーカイブ 2015 ARAYA MFB 入荷しております

これならピンと来る人は多いかも。

 

 ①リアエンドのキャリア用ダボ穴が、溶接ちょぼ付けではなくエンドに直空け

 ②ブレーキ台座がチェーンステーに配置

 

この二点が、キャリア装備のツーリングバイクには本当に大事なんです。

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これは私の大学生時代の自転車ですが、キャリアに重い荷物を積む従来のツーリングスタイルでは、取り付けるフレームのダボ穴にもかなりの負荷がかかります。

フレーム+フォーク ベーシックFR STORE |VIGORE 道具としての自転車の正しい進化

そのためこのようなタイプのエンドにちょこっと溶接しただけのダボ穴では強度が足りず破断してしまうのです。

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私の欧州野宿ツーリング使用した自転車も帰国後こうなりました。旅の途中じゃなくて本当に良かった。

 

そしてポイント②、ブレーキ台座の位置ですが、シートステーにブレーキ台座がある自転車ではキャリパーが邪魔をして通常のリアキャリアをつけることができません。

そこでキャリパーを回避した特殊な形状のキャリアを用いるのですが、それがこんな形。

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出典: https://bluelug.com/blog/online-store/blackburn/

これがね…折れるんです。キャリアそのものだけじゃなくて、ダボ穴とキャリアをつなぐネジがそれはもう半端なく折れます。

大学時代所属していたサイクリングクラブでは、1台や2台ではなく嫌というほどのキャリア破損を見てきました。全部このタイプです。(後に不良品としてリコールされたキャリアもあったそうですが。)

 

そこにきてこのMFB(2015)のリアエンド、

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キャリパーがチェンステーにあるのでキャリアと干渉せず、リムブレーキ用のキャリアが仕様可能。

そしてこれだけエンドと一体化していればちょっとやそっとじゃ折れません。

 

たとえば【2台目】で紹介した「青チャリ」さんのSURLY Disc Truckerのような本格的なツーリング車ではエンドのど真ん中にダボ穴が開けられてる(フレームからはみ出さない)ものがほとんど。ブレーキ台座もしっかりチェーンステーにありました。

 

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ということで、気がつけば2年連続で同じ自転車を買うという、流石に自分でもちょっとよくわからないことをしてしまいました。

無事にしっかりとキャリアを取り付けロングツーリング仕様に改造。

27.5インチのMTBですが、オンロードメインでの使用を想定して700cのホイールを履かせてました。

フロントホイールはXTのダイナモハブ(DH-T785)をMAVICのオープンプロで手組み。これだけ荷物を積んでしまえばハブの抵抗なんてあってないようなもの。

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乗鞍だってへっちゃらです

こうして見事ツーリングバイクに化けた泥狐ですが、長旅をする時間もなかなか取れなくなった今ではお役御免…

なんてことにはなりません。どろん。

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これぞ狐の七変化、

次回、MFB グラベルクロス ver.

 

つづく