【レビュー】CYCLAMI 超軽量TPUチューブ 実測33g

レビュー
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めちゃくちゃ軽いと噂のTPUチューブ、今までブチルチューブしか使ったことなかったけどグラベルキングのチューブレス化で煮え湯を飲んだ勢いで試しに導入してみることにしました。

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とりあえず4つまとめ買い。どれも色が奇抜だけど、一度装着してしまえば一切露出しないので別になんだって良い。


CYCLAMI TPU ROAD インナーチューブ

通常のゴム製ブチルチューブとは違ってポリウレタンからできたTPUチューブ。少し前にtubolitoなどの製品が出てきていましたが、最近は中華製で安く手に入るものも増えてきた。

重量&スペック

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気になる実測重量は33g。箱には38gって書いてあるけど、今回購入した4つすべて32〜34gの間に収まっていたので、わずかに軽めな傾向のようです。

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対応するタイヤ幅は18c〜32cとかなり幅広。ロードバイクで通常使用するサイズには基本対応可。ブチルチューブでも32cタイヤに25c用ぶっこむくらいなら実は普通に使えるけどな。

 

外観詳細

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手触りはブチルチューブに比べるとクシャッとした、そのまま厚めのポリ袋っぽい感触。

引っ張れば伸びるけど、ゴムっぽい弾力とはまた違った独特な張りを感じる。

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強度的に心配なのはバルブの付け根。一応補強はされているみたいだけど、実際のところはしばらく乗ってみないとわからないな。

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特徴的なのはこの小ささ。左が28cまで対応のロード用チューブ。かなり薄めの軽量チューブの部類だけど、それと比べても半分程度の薄さしかない。

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ツールボトルの中に入れるとその差が際立つ。実際の重量も半分くらいなので、同じスペースに2つ詰め込んで継戦能力を高められる。

 

取り付け

今回はTCRに実験的に導入した32cのグラベルキングに導入。本当はチューブレス化したかったんだけど、あまりのビードのゆるさに降参した。

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見た目の違和感はすごいが、取り付け自体は難なく。噛み込みしても目立つのは良いな。

ちなみにグラベルキング、チューブ入れても5bar超えるまでビード上がりません。そしてチューブレスの限界圧は4barです。さらに指定を守っていても稀によく爆発します。どないせえと。
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バルブは60mm。ローハイトリムにはちょっと長過ぎるか。オフセットリム用のスペーサー付け忘れてることに今気がついた。

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ちなみにもともと使っていた28〜35c用のチューブは99gなので、重量は3分の1に。前後合わせると130g以上の軽量化。太めのタイヤほど重量的なアドバンテージは大きい。

チューブレス化と比べても結局シーラントをそこそこ入れることになるので、差は殆どなくなる。

 

使用感・乗り心地

使用条件

  • 乗り手:体重69kg
  • ホイール: DT SWISS PR1400 DB (リム内幅 19mm)
  • タイヤ: Panaracer GravelKing TLC 32c
内幅19mmのリムに32cタイヤのアッセンブル。空気圧はブチルの時と合わせて4barほど。

走行感

重量は言われてみれば…?程度。実際前後で100g以上軽いんだから効果が無いはずが無い、と信じlきるのが一番効果的か。

路面からのフィードバックは同気圧のブチルチューブに比べてわずかに硬いというか、振動が細かくなった気がする。ただTPUチューブはブチルよりも低めの空気圧で運用できるそうなので、気持ち下げて3.8barほどにするといい感じになった。

思い切って3barまで下げると流石にタイヤの潰れが大きく心もとなかったので、自分の体重では最低でも3.6barくらいまでが丁度いい気がする。

気密性

入れて5日ほどで0.2bar程下がった?気のせい?位のものなので、実用上問題はなさそう。

 

あとがき

今の所問題なく使えているけど、後心配なのはパンク時の対応。

修理には専用のパッチが必要なんだけど、一度伸びたこのチューブを再度タイヤに噛まずに入れれるのかはかなり不安。やるとしてもその場は新品と入れ替えて、家に帰ってゆっくり修理する感じかな。

また何かトラブったら追記します。したくないけど。

おしまい

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