【SPDシューズ】3万キロ、その後に【SM-088LE】

レビュー

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本格的に自転車に乗り始めて10年。

ビンディングペダルを使い始めて8年。

2代目シューズ、SH-M088LEを使い始めて4年半。

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そろそろ限界が来た。

使用距離はざっと見積もっても3万キロ以上

ロードでもMTBでもSPDペダルを愛用しているので、ロングライドも山道も毎日の通勤も全部この靴。

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クリートも多分一度も変えてない どうなってんだこの耐久力。

てことで次のシューズ探し。

重視するポイントは

 ①幅広であること

②歩きやすいこと

③軽いこと

でまず①について、ウェアに限らずパーツ選びに迷ったら、まずは自分の体を第一の基準に考えるのが大事。ここが合わないとどう仕様もない。

自分の足は幅が広くて甲が高い、典型的なシューズ難民の足型。

このM088LEも型番が示すとおり横幅ワイドな設定のラインナップ。小指の付け根までがしっかりインソールの上に乗るから安定感が段違い。ヨーロピアンフィットな幅の細い靴だと、入らないとは言わないまでもシューズのアッパーで無理やり絞って収めてる感が出てロングライドなんてできたもんじゃない。

②の歩きやすさ、ここをどう考えるかはその人の自転車の楽しみ方が見える部分

走行性能だけを考えるならロード用ペダルとそれに見合った硬いソールがベストなのは間違いないし、自分ももし今後レースに出るならそっちを選ぶと思う。正直③の軽さと合わせて、次はロード系ペダルにしてみようかとも一瞬真剣に考えた。

…が、やっぱり「歩く」という動作をハード選びの段階で蔑ろにするのはもったいないと思い直す。

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例えば今までのサイクリング中に撮った写真の9割以上は自転車をどこかに立てかけて、すこし歩いて自転車から距離をとり、構図を決めて撮っている。

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海沿いを走っていてきれいな浜辺があったりすると、波打ち際まで行ってみる。

SPD-SLに代表されるロード系ビンディングシューズは、基本的にソールからクリートが大きく飛び出す形になる。

もちろんこれでも踵歩きだったりつま先歩きなんかで慣れると割と歩けるし、大抵のところも気をつけて歩けば問題なく行ける。でも、やっぱり歩くための靴じゃない。ソールはカッチカチで滑り止めもついていないのがほとんど。

あそこまで行ってみたい…という衝動に対して、どうしても機材が心にストップを掛けてしまう。それはすごくもったいないことだと思うのです。

ということでやっぱり自分は今までどおり、歩くことまで想定された(ある程度しっかりしたソールのある)SPD系二穴クリートシューズに決定。

③軽量

でもそうはいってもね、軽さも欲しいんです! (我儘

今のM088LEは公称676g。片側では338g。 重い…というのは正確じゃない。自分はこれより軽い靴使ったことないから比べようがない。

でも、例えばシマノのロード用シューズのミドルクラスが片側250g前後ということを考えれば、マイナス150g以上の軽量化がどれほどの効果があるか試してみたくもある。

さあどうしよう。SPDで、幅広で、軽量で…そんな我儘叶えてくれるシューズがどこかに落ちてな…あったああああ!

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ということで、IYH。




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