自分はロードもMTBも全てペダルはSPD派。どういうわけか道のオン・オフに関わらず、走りに出れば十中八九自転車担いで何かを越えるという謎イベントに遭遇する体質なので、ペンギン歩きを強いられるロード系ビンディングシューズはどうにも性に合いません。
とはいえあくまで担ぎや歩きはサイクリング全体の中で見れば(少なくとも距離の上では)僅かなので乗車時の性能も重視したいところ。
ということで、「多少の歩きにくさはあっても大抵のところは踏み越えることができて、かつ最大限ペダリング性能を損なわないもの」という理由でこのTERRA X5を選びました。
気づけば12,000kmほど使っていたのでここらで一度感想をまとめてみます
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走破性(歩行時)
ロードもMTBもSPDということはつまり、一昨年8月に使い始めて以降全てのライドはこのシューズで行っています。雪に埋もれた東北も、砂利に斃れた第三帝国の行軍も、担いで登った三原山も全部コレです。
流石に靴底はかなりすり減ってきていますが、裏を返せばそれだけ仕事してくれてるということ。ソール剛性はそれなりにある(シマノ基準で6〜7程度の印象)ので、スニーカーなどと比較すると「歩きやすい」とはお世辞にも言えませんが、大概のところを「歩けた」という実績は積んでます。少なくとも、この靴が原因で突破を諦めた場面は一度もありません。
越えて征かねばならぬのだ
耐久性
めちゃくちゃ頑丈。
一番傷つきやすいつま先部にガードを溶着してあって縫合の跡もなくほつれてくることもない。
先代のシマノのシューズは足の甲のメッシュ部が破れてお陀仏になったけどその心配も無さそう。
この表面素材が凄く優秀で、写真はちょっと汚れてますが雨のグラベルの泥砂利なんかもボトルに余った水かけて雑巾で拭くだけでそれなりにきれいになるのでズボラフレンドリー。どうせきれいにしても翌日通勤で使うし…
フィッティング
履き心地は少しタイト。シマノの同サイズのインソールと比べても全体的にスリムです。自分の場合は横幅が広いので、小指の付け根下の膨らみがソールからはみ出ていますが、アッパー素材が結構柔らかいのでいい感じにホールドしてくれいています。骨が出っ張るタイプの足型の人はちょっときついかも。
足をつけて曲げてみたらこんな感じ。硬めと行ってもカーボンソールのような「板」ではないのでよっぽど長い距離歩くとかでなければ大丈夫。
ちなみにここは3時間かかりました(白目)
BOAシステムは胡座が痛い
慣れるとすっごく使いやすいBOAシステム。着脱にかかる時間はベルト型ラチェットの半分くらいで済みます。
欠点としてはロングライドの小休止であぐらがかきにくいこと。ちょうどくるぶしの横あたりに硬いダイアルが当たって痛いのが困る。上位モデルにはダイアルが2つついてるものもあるけど、X5は爪先側はベルクロ。ここぞという場面以外ほとんど触りません。
ペダリング性能
引き足もしっかり使えてヨレる感じもないし、ソール剛性もそこそこあるのでしっかり踏めます。
昨年末の和歌山外周400kmライドでも痛みなどは全く出ませんでした。
あと最初はペダルキャッチに少し手こずりました。サイドの滑り止めの山が高いのペダルに対して垂直にスライドインさせるイメージでアプローチすればうまくいきます。このあたりは慣れかな。
あとがき
今の所こんな感じ。正直自分の足にジャストフィット!!というわけではないんだけど、軽さと頑丈さのバランスはかなり高いレベルでまとまってると思います。実は自分はこれしか自転車用シューズ持ってないので、最近のライドの傾向考えるともう少しトレッキングに寄せたビンディングシューズが必要かな…
おしまい
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