かれこれ7年近く愛用している私的最強ディグリーザー、ヴィプロスのグゥーキンα。
ちょうど年末、大掃除にも活躍するすごいやつなので、ろくな写真も用意してないけどぱぱっと勢いでレビューしておく。
スペック
錆止めやコーティング剤を専門にするVipro’sというメーカーの、油性洗剤の溶解力と水性洗剤の分解力を併せ持つ反応乳化型のハイブリッド洗浄剤。https://www.vipros.jp/shop/products/detail.php?product_id=120
成分には石油系炭化水素、界面活性剤のほかに防備剤も含まれているとのこと(…だけど、すぐ錆びるぞ。後述)
自分がいつも買うのは容量1Lの小口蓋付きアルミ容器に入ったタイプ。
別にスプレータイプもあるけど、後述の刷毛を使った直塗りで使うので原液を注げるほうがありがたい。
チェーンディグリーザーとして
自分の使い方はチェーンとスプロケットに刷毛で直塗り。洗ってるところの写真が見つからんかったから今撮った。
ペットボトルの膝から上を飛ばしたところにグゥーキンαをそそいで、100均で買ったテキトーな刷毛でチェーンとスプロケットに直接シャバシャバと塗りたくっていく。
そのまましばらく放置してからホースで強めに水をぶっかければ大半の汚れは落ちる。この手軽さが素晴らしい。
スプロケを外さずそのまま塗って水で流しただけの場合。
こちらは一度ホイールから外してトレイで漬け置きした場合。光沢が出るくらいきれい。
これまでスプレータイプのパーツクリーナーはいくつか使ったことがあったけど、洗浄力も施工にかかる時間もグゥーキンαの圧勝。
くすみひとつないピッカピカを目指したい人にはこれでもまだ物足りないかもしれないけど、ロード買って2年間一度も洗車しなかった自分にとっては十分すぎる洗浄力だ。
洗浄後のサビに注意
強力な脱脂力の代償として、洗浄後の水切りと注油をちゃんとしておかないとものの一晩であっという間に錆が浮く。シマノのアルテグラのスプロケットを洗浄後のトレイで一晩放置したらこんなことに。指で擦ったらすぐ取れたけど、水で流したあとはすぐに拭くか油をさしたほうが良さそう。
台所の換気扇などの大掃除にも
グゥーキンαが予想外の活躍を見せたのが昨年末の大掃除。炊事場周りのラスボス、コンロ上の換気扇。
内部のシロッコファンは日々の料理から揮発した油を絡め取ってベッタベタ。
一昨年までは中性洗剤と歯ブラシを使ってセコセコ洗ってもなかなかベタつきが落ちず往生していたんだけど、昨年ふと思いついてこのグゥーキンαを使ってみた。
使用方法は自転車のチェーンと同じく、刷毛でシャシャっと全体に原液を塗りつけてしばらく放置したあとにシャワーで流すだけ。
すると果たせるかなこれまで歯ブラシで羽の合間をちまちまやっていたのが馬鹿らしくなるほどあっけなく、綺麗さっぱりとベタつきやぬめりが流れ去っていってしまった。
グゥーキンαを崇め奉るのじゃ
作業中に触っても手が黒くならないし、洗面台に落ちにくい油汚れが残ることもない
水で乳化させる前なら漉して再利用(予洗いとか)もできるぞい https://t.co/7nNWiUxlmb
— しみみー (@xenocrosser)
December 26, 2024
在野の有識者も太鼓判。
自転車チェーンに限らず、油まみれの金属類なら大概のものに効果がありそう。
今年も大掃除で活躍してもらおう。
おしまい
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