【規格と音質】ヘッドホン延長コードの選び方

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ヘッドホン

自宅やスタジオで使用していると有線ヘッドホンのコードをアダプタ等で延長したい場面は多い。ただ、音質面や規格面で注意するべき点がいくつかあるのでまとめておく。

結論から言っておけば、規格だけチェックした後は、音質に拘るならAmazonでも買えるオーディオグレードのモガミの2893ケーブルでも買っておけば間違いない

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ヘッドホン延長コード選びの重要ポイント

端子の種類

ヘッドホン延長コードを選ぶ際、使用するヘッドホンおよび再生機器の端子規格と完全に一致する製品を選択する必要がある。一昔前まではステレオミニと標準プラグさえ揃えていればどうにか鳴ったが、最近ではバランス接続のケーブル等もラインナップが増えてきたことでプラグの金属部分に入る絶縁リングの数で決まる「極数」の違いにも注意する必要がある。

ステレオミニ (3極)

ポータブルイヤホンなどは基本これ
プラグの形状(見分け方):絶縁リング(黒い線)が「2本」あるもの
プラグ径 / 極数:3.5mm / TRS
主な用途・特徴:一般的なヘッドホン・イヤホン用。音声出力(L/R)とグランド(アース)の構成。

4極ステレオミニ

マイク付きならこれ
プラグの形状(見分け方):絶縁リング(黒い線)が「3本」あるもの
プラグ径 / 極数:3.5mm / TRRS
主な用途・特徴:マイク付きイヤホン(スマートフォン用ヘッドセットなど)用。音声出力に加えてマイク入力に対応。

標準プラグ

スタジオユースならこれ
プラグの形状(見分け方):ステレオミニプラグより一回り太く、大きいもの
プラグ径 / 極数:6.3mm / TRS
主な用途・特徴:本格的なオーディオアンプや電子楽器(ギター、電子ピアノなど)用。プラグ径が太いため、物理的に安定した接続が可能

バランス接続用

高音質オーディオならこれ
プラグの形状(見分け方):4.4mmの場合は絶縁リング(黒い線)が「4本」あるもの
プラグ径 / 極数:4.4mm or 2.5mm
主な用途・特徴:一部のハイエンドDAP(デジタルオーディオプレイヤー)やポータブルアンプ用。左右の音声信号を完全に分離して伝送するため、ノイズを防ぎ高音質を実現できる。

長さの決定

次に長さ。必要以上に長いケーブルは取り回しが悪化するだけでなく前述の音質劣化の原因にもなる。使用環境の直線距離に加えてある程度のゆとりを持たせたほうが何かと役立つ場面が多いので、迷ったら長めで間違いない。

導体による違い

最後に音質面を左右する最も重要な要素が、ケーブル内部の導体(線材)の素材。一般的な銅線と比較して、電気抵抗が低く信号伝送のロスを最小限に抑えることができるOFC(無酸素銅:Oxygen-Free Copper)を採用したケーブルなどがある。製造過程で酸化物を極限まで排除することでケーブル延長に伴う音の解像度低下や高音域の減衰を効果的に防ぐことが可能とされる。

高純度OFCを採用した延長ケーブル

見た目は地味だが、モガミの2893ケーブルを使用したものや、オーディオテクニカのAT3A45STなどが高音質で有名。

耐久性と取り回しやすさ

個人的に延長ケーブルを導入する場合音質より重視したいのがこの取り回しの良さ。基本的に高音質で高耐久なケーブルは太く取り回しは悪化しがち。日常的に使用する場合あまり細すぎると断線が怖いので、その点でもそこそこ太めのものを選ぶのがよい。個人的には先程上げたモガミの2893ケーブルあたりがちょうどいいかと思う。

ナイロン編組(メッシュ)で被覆されたケーブルは物理的な引張や折り曲げに対する耐久性が高く同時にケーブル同士の絡まりを防ぐ効果もあり、柔軟性の高いTPE(熱可塑性エラストマー)素材の被覆も取り回しの良さに貢献する。

まとめ

音質のことを考えると延長しないに越したことは無いが、どうしても必要に迫られることはあると思う。冒頭にも言ったが、迷ったらモガミの2893ケーブルをちょっと長めで買っておけば心配ない。

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